ブログジャンルに経験がない人へ|候補の見つけ方を3ステップで解説

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ブログジャンルを決めようとすると、

「自分の経験を活かせるジャンルを選びましょう」

とよく言われます。

しかし、そこで手が止まる人もいるのではないでしょうか。

「ブログに使えるほどの経験なんてない」
「長く仕事はしてきたけれど、人に教えられるようなことはない」
「興味のあるジャンルはあるけれど、自分は未経験だから書けない」

こう考えると、ジャンル候補を作るところから難しく感じます。

私も、靴販売を10年、その後は飲食の現場で15年働いてきました。

仕事をした年数だけを見れば経験はあります。

それでも、最初から「この経験をブログに使える」と整理できていたわけではありません。

仕事では当たり前にやっていたことほど、自分では経験として認識しにくいからです。

この記事では、「ブログジャンルに使える経験がない」と感じている人が、どこを見ればジャンル候補を作れるのかを3ステップで整理します。

あなた自身の仕事や生活の中にも、ブログジャンルにつながる経験がないか考えながら読み進めてみてください。

ブログジャンルに使える経験がないと思っても候補は見つけられる

「経験がない」と感じていても、状態は大きく2つに分けられます。

今の状態具体例次にすること
経験はあるが、ブログに使えると思っていない普通の仕事経験しかない、特別な実績がない経験を「場面」まで分けて探す
興味のある分野を本当にまだ体験していない転職ジャンルに興味はあるが、転職経験がない興味や必要性のあることを、実際に体験できる範囲から始める

前者の場合、新しい経験を作る前に、すでに持っている経験の見方を変える必要があります。

後者の場合は、経験していないことを無理に体験談として書くのではなく、自分が本当に興味や必要性を感じている分野を実際に体験していく方法があります。

まずは、自分がどちらに近いのかを確認してみてください。

STEP1|ブログジャンルに使える経験を「仕事内容」ではなく「場面」から探す

「販売員だった」「飲食店で働いていた」「事務職だった」と職種名だけで振り返ると、ブログに使える経験は見つけにくくなります。

仕事の名前ではなく、その仕事の中でどんな場面に直面してきたかまで細かくしてみます。

仕事で困った・比べた・判断した場面を振り返る

例えば「靴販売」という仕事だけを見ると、思い浮かぶのは靴の商品知識かもしれません。

しかし、実際の接客では商品知識だけを使っていたわけではありません。

  • 在庫がないときに別の商品を提案した
  • サイズが合わないときに別の選択肢を考えた
  • 複数の商品で迷うお客様と違いを整理した
  • 声をかけるか、少し待つかを判断した

このように場面まで分けると、「靴を売っていた」という一つの経験の中にも、比較・提案・判断・説明など、いくつもの経験が含まれていることが分かります。

自分では毎日やっていた当たり前の行動でも、初めて同じ状況に直面する人にとっては判断材料になる可能性があります。

仕事経験そのものをさらに細かく振り返りたい場合は、**「ブログに使える経験を棚卸しする方法」**の記事で整理してみてください。

購入・失敗・悩み・解決の経験も振り返る

ブログに使える経験は、仕事だけではありません。

これまでに、

  • 商品を比較して購入した
  • サービスを使ってみた
  • 期待した結果にならなかった
  • 契約したサービスを途中でやめた
  • 生活や仕事で困り、自分なりに解決した

といったことも経験です。

大きな成功体験である必要はありません。

例えば、商品やサービスを途中で使わなくなったとしても、

「なぜ選んだのか」
「何が合わなかったのか」
「どの時点でやめようと思ったのか」

を自分の言葉で説明できれば、これから同じ商品やサービスを検討する人の判断材料になります。

成果が出ていないから書けないと感じる場合は、「ブログに実績がなくても書ける理由」の記事で、成果実績と記事材料を分けて考えてみてください。

STEP2|ブログに使える経験から「何をしたか」ではなく「どう判断したか」を抜き出す

経験を見つけただけでは、どの部分をブログに活かせるかはまだ見えにくいです。

次に見るのは、

その場面で何を見て、どう判断していたのか

です。

ここまで掘ると、自分では普通だと思っていた仕事経験から、別の場面にも使える考え方が見えてきます。

その場面で何を見て、何を基準に判断したか

私が靴販売をしていたとき、お客様の候補が最後の1〜2足まで絞られることがありました。

ここまで来ても、

「本当にこっちでいいのかな」

と最後の判断で迷うことがあります。

この段階のお客様が、さらに多くの商品を見たいとは限りません。

すでに自分の中では選びたい靴が決まりかけているものの、「本当にこの選択で大丈夫か」という不安が残っている場合があります。

私はその不安を感じたとき、

「〇〇を重視するなら、10年間接客してきた経験から、こちらを選べば大丈夫ですよ」

というように、お客様が決めようとしている靴について判断材料を添え、購入の背中を押していました。

ここで大切なのは、「靴を販売した」という出来事ではありません。

私が見ていたのは、

まだ商品を探している状態なのか、それとも選ぶ商品は決まりかけていて最後の確信を求めている状態なのか

という違いです。

その状態によって、さらに商品を見せるのか、今選んでいる商品の判断材料を伝えるのかを変えていました。

経験をこうして分解すると、

靴を売る経験

から、

相手がどこで判断に迷っているのかを見極め、必要な判断材料を渡す経験

へ見え方が変わります。

これが、私が「経験翻訳」と考えている部分です。

経験そのものではなく、その中で使っていた判断や考え方を抜き出します。

その判断が誰のどんな悩みに役立つか考える

判断を抜き出したら、次は、

「この判断は、誰のどんな悩みに使えるだろう」

と考えます。

先ほどの接客経験なら、

「情報を増やせば増やすほど、相手は決めやすくなる」

とは限らないことが分かります。

すでに選択肢を比較し終えている人には、新しい情報を増やすより、

「あなたがこの条件を重視するなら、その選択で大丈夫です」

と判断基準を整理した方が前へ進みやすい場合があります。

これはブログでも同じです。

読者が必要としているのは、情報量だけではありません。

比較したあとに、

「自分の場合はどちらを選べばいいのか」

で止まっている読者もいます。

仕事経験をブログに使うときは、

何をしていたか

だけでなく、

なぜその行動を選んだのか

まで振り返ってみてください。

そこに、自分では気づいていなかった強みや、記事に使える判断基準が隠れている可能性があります。

自分が当たり前にしてきた判断から強みを見つけたい場合は、「ブログに使える自分の強みの見つけ方」も参考になります。

STEP3|経験がなければ興味のあるブログジャンルを実際に体験する

過去を振り返っても、書きたい分野につながる経験が本当にない場合もあります。

その場合は、調べた情報だけで経験者のように記事を書くのではなく、自分が実際に体験できる範囲を増やしていく方法があります。

もともと興味や必要性がある分野から選ぶ

経験を作るためだけに、何でも使えばよいわけではありません。

候補にするなら、

  • もともと興味がある
  • これから自分でも使う予定がある
  • 自分自身で確かめたい
  • 今の生活や仕事で必要性がある

といった分野から選んだ方が自然です。

報酬額の高さだけを理由に、自分が興味も必要性も感じていない商品やサービスを選ぶのはおすすめしません。

先に自分の興味や必要性があり、その中に紹介できる商品やサービスがあるかを確認する方が、実際の体験も記事に残しやすくなります。

使い始めから迷い・比較・不便だったことを記録する

新しい商品やサービスを使うなら、結果が出てから振り返るだけではなく、使い始めから記録しておきます。

例えば、

  • なぜその商品を選んだのか
  • 他の商品と何を迷ったのか
  • 使う前に不安だったこと
  • 最初に分かりにくかったこと
  • 実際に便利だったこと
  • 想像と違ったこと
  • 続けた理由
  • 途中でやめた理由

などです。

1か月使った時点で分かったことと、半年使ったあとに分かることは同じとは限りません。

その時点で自分が実際に感じたことを残しておけば、それ自体が一次情報になります。

ただし、実際に体験していない部分まで体験談のように書かないことは大切です。

例えば転職ジャンルに興味があっても、自分が転職していなければ、自分の転職経験として語ることはできません。

実際に商品やサービスを使ったなら、自分が体験した範囲で分かったことを記事にします。

ただし、経験を作れば、どのジャンルでも同じように発信できるわけではありません。 健康・お金・法律など、人の生活や安全に大きな影響を与えるテーマでは、自分の体験だけを根拠にせず、専門的な情報や公的機関など、信頼できる情報源を確認することが必要です。

体験した内容を一次情報として記事にする方法は、「ブログの一次情報の作り方|仕事経験を思い出し、自分にしか書けない情報を見つける方法」で詳しく解説しています。

見つけた経験をブログジャンル候補にできるか3つ確認する

STEP1〜3で見つけた経験を、すべてジャンル候補として残す必要はありません。

次の3つを確認してみてください。

確認すること判断の目安
自分が実際に経験したことか調べただけではなく、自分で行動・使用・経験している
判断・比較・失敗を具体的に話せるか「何をしたか」だけでなく「なぜそうしたか」まで説明できる
同じことで悩む人を想像できるか誰のどんな迷いや困りごとに役立つか言える

3つすべてが最初から完璧である必要はありません。

ここでは、

「この経験なら、もう少し掘ってみたい」

と思える候補を残せれば十分です。

ジャンル候補ができたら、次に確認するのは、

  • 検索する人がいるか
  • 競合の中で自分が書ける余地があるか
  • 収益化につながる商品やサービスがあるか

といった部分です。

収益化を考える場合は、ASPで候補ジャンルに関連する商品やサービスがあるかも確認します。

たとえば、

A8.net と

もしもアフィリエイト

は、ブログ初心者向けのASPとしてよく紹介される定番サービスです。

候補にしているジャンルに紹介できる商品やサービスがあるかを見ると、収益化までのイメージを持ちやすくなります。

ASPは、ジャンル候補を作るためではなく、候補に収益化の選択肢があるかを確認するために使うと考えると分かりやすいです。

候補を比較して実際にどのジャンルで始めるか判断したい方は、「ブログジャンルの決め方5ステップ|仕事経験・需要・収益性から選ぶ方法」で続きを確認してください。

まとめ|ブログジャンルに経験がないなら「探す→翻訳する→作る」で候補を見つける

ブログジャンルに使える経験がないと感じたときは、最初から新しい経験を作る必要はありません。

まずは、

探す
→ 翻訳する
→ それでもなければ作る

の順番で考えてみてください。

仕事や生活の中の場面まで分けて振り返ると、自分では普通だと思っていた判断や工夫が見つかることがあります。

見つけた経験は、「何をしたか」だけでなく「なぜそう判断したか」まで掘ります。

それでも書きたい分野の経験がなければ、興味や必要性のあることを実際に体験し、その過程を記録していきます。

ジャンル候補ができたら、次は需要・競合・収益性を確認する段階です。

最初から正解のジャンルを探すのではなく、まずは自分が根拠を持って話せる候補を作ることから始めてみてください。

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