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ブログを始めようと思ったとき、
- 「最初は無料ブログで十分なのかな?」
- 「副業でブログを始めるなら、WordPressがいい?」
- 「まだ収益がでるか分からないのに、お金をかける必要がある?」
とパソコンの前で、あなたも考え込んでしまうことはありませんか?
無料ブログとWordPressは、どちらも記事を書いて公開できます。
ただし、副業ブログとして長く運営するなら、目の前の「無料か有料か」だけで決めてよいのでしょうか?
考えておきたいのは、これから書く記事や読者への導線を、どこに積み上げていくのかということです。
結論から言えば、趣味や日記として気軽に始めたいなら、無料ブログも選択肢。
一方、記事を増やしながら内部リンクや収益への導線を作り、副業ブログとして育てていきたいなら、WordPressを選ぶ理由があります。
私は靴の販売員として10年間、実店舗の売場に立ってきました。
この記事では、無料ブログとWordPressの違いを説明するだけでなく、ブログを一つの「靴のお店」に置き換えて考えてみます。
- 商品の置き場所を変える
- 店内の導線を変える
- 店頭に何を置くかを考える
実店舗では当たり前に行っている売場づくりです。
では、ブログでは何が「商品」で、何が「導線」に当たるのか?
あなたの仕事なら、何がどのように当てはまるのか?
自分の仕事ならどう置き換えられるのか?
そんなことも、想像しながら読み進めてみてください。
この記事では、無料ブログとWordPressの違いを7つに分けて比較します。
そのうえで、「どちらが優れているか」ではなく、「あなたが何を積み上げたいのか」から選べるように整理していきます。
無料ブログとWordPressは「何のためにブログを始めるか」で選ぶ

判断の基準は、最初にかかる費用だけではありません。
何のためにブログを始めるのか。
ここを先に決めておくと、無料ブログとWordPressの違いも見えやすくなります。
まずは全体像です。
| 比較項目 | 無料ブログ | WordPress |
| 費用 | 無料で始めやすい | サーバーなどの運営費が必要 |
| 始めやすさ | 登録後すぐ始めやすい | 最初に環境を準備する |
| 広告・収益化 | サービスごとにルールや制限がある | 広告や導線を自分で設計しやすい |
| デザイン・機能 | 用意された範囲が中心 | 自分で変更・追加しやすい |
| 独自ドメイン・移転 | サービスへの依存度が高くなりやすい | 独自ドメインで運営し、移転も判断しやすい |
| SEO・集客 | サービスの仕組みに影響を受ける | サイト構造や内部リンクを自分で調整しやすい |
| 管理 | 運営会社に任せられる部分が多い | 自分で管理する範囲が広い |
この記事でいうWordPressとは、レンタルサーバーなどを用意して利用する自己ホスト型のWordPress(WordPress.org)を指します。
WordPressのソフトウェア自体は無料で利用できます。ただし、ブログとして公開・運営するには、レンタルサーバーを契約し、独自ドメインなどを用意するのが一般的です。そのため、WordPressでブログを運営する場合はサーバー代などの費用がかかります。
無料ブログとWordPressの違い7つ

無料ブログとWordPressには、それぞれ得意なことと負担になることがあります。
ここでは、ブログ初心者が選ぶときに判断材料になりやすい7つに絞りました。
「どちらが上か」ではなく、「自分は何を優先したいか」。
その視点で比べてみてください。
1.費用|無料で始めるか?それとも、運営費をかけるか?

無料ブログの分かりやすいメリットは、費用をかけずに始められることです。
「まずブログを書いてみたい」という段階なら、金銭的な負担を抑えて試せます。
一方、WordPressでブログを運営する場合は、レンタルサーバーなどの費用がかかります。
では、この費用をどう考えるのか。
とにかく費用をかけずに始めたいのか。
それとも、副業ブログを運営する環境への必要経費と考えるのか。
ここが一つの判断基準です。
2.始めやすさ|すぐ書けるか?環境を準備するか?

無料ブログは、アカウントを作れば比較的すぐに記事を書き始められます。
サーバーやWordPressの設定を自分でする必要も、基本的にはありません。
いわば、すでに営業できる状態で用意された店舗。
WordPressは、最初にサーバーやドメインを準備し、ブログを書ける環境を作ります。
その分、無料ブログより開始までの工程は増えます。
ただし、ここで比べているのはあくまで「最初の始めやすさ」です。
数か月、数年と運営していくと、最初とは違うことをしたくなる場面も出てくるでしょう。
そこまで考えると、別の違いも見えてきます。
3.広告・収益化|サービスのルール内か?それとも自分で設計するか?

無料ブログでは、広告掲載やアフィリエイトについてサービスごとにルールがあります。
利用できる広告や掲載方法が決められている場合もあるため、収益化を考えるなら利用するサービスの規約を確認する必要があります。
一方のWordPress。
どの商品を紹介するか。
どの記事から収益記事へつなぐか。
どこにCTAを置くか。
こうした流れを、自分で設計しやすいのが特徴です。
副業ブログでは、「広告を貼れるか」だけでは足りません。
重要なのは、
読者が商品へたどり着く流れまで自分で作れるか。
収益化を考えるなら、ここまで見ておきたいところです。
4.デザイン・機能|用意された範囲で使うか?自分で広げるか?

無料ブログは、サービス側が用意したテンプレートや機能を使って運営するのが基本です。
細かな仕様はサービスによって異なりますが、自分で変更できる範囲には限りがあります。
WordPressでは、テーマやプラグインなどを使い、デザインや機能を変更できます。
ただし、自由度が高ければ高いほど良いわけではありません。
必要なものだけを選び、自分のブログに合った形へ整えられること。
これが大きな違いです。
5.独自ドメイン・移転|サービスへの依存度が違う

無料ブログでは、サービス側から用意されたURLを使う形が一般的です。
サービスによっては独自ドメインを利用できる場合もあるため、実際の条件は利用するサービスごとに確認する必要があります。
WordPressでは、自分で用意した独自ドメインを使ってブログを運営できます。
レンタルサーバー会社を変更する場面があれば、必要な移行作業を行って別のサーバーへ移すことも可能です。
つまり、WordPressだから何にも依存しないわけではありません。
自分で管理し、移転や変更を判断できる範囲が広い。
ここが違いです。
6.SEO・集客|WordPressだから上位表示できるわけではない

「WordPressはSEOに強い」と聞いたことがある人もいるでしょう。
では、WordPressを使えば、それだけで検索順位が上がるのでしょうか?
それは、そうではありません。
検索結果で読まれるためには、読者の検索意図に合った記事を作り、関連記事をつなぎ、サイト全体を分かりやすく整えていく必要があります。
WordPressの強みは、使うだけでSEOに有利になることではありません。
サイト構造や内部リンクなどを、自分で調整しやすいこと。
こちらの方が実態に近いと考えています。
無料ブログにも検索結果から読まれる記事はあります。
「WordPress=上位表示できる」と考えるのではなく、集客の仕組みを自分で調整しやすいかという違いで考えるのが自然です。
7.管理|手軽さを取るか、自分で管理する範囲を増やすか

自由度が高いWordPress。
その代わり、自分で管理することも増えます。
WordPress本体やテーマ、プラグインの更新など、ブログを維持するための作業です。
無料ブログでは、サービスのシステム部分を運営会社に任せられる範囲が広いため、記事を書くことに集中しやすい面があります。
つまり、
管理を任せられる手軽さを取るのか。
自分で管理する代わりに自由度を取るのか。
ここも選択の分かれ目です。
副業ブログなら「記事をどこに積み上げるか」で考える

7つの違いを比べるだけなら、
「無料ブログは手軽」
「WordPressは自由」
という整理で終わります。
しかし、副業ブログとして続けていくと、もう一つ見えてくるものがあります。
書いた記事を、これからどのようにつなぎ、育てていくのか。
記事が増えてきたとき、この視点が効いてきます。
ブログで積み上げるのは記事だけではない

ブログを始めた頃は、私も「記事を書くこと」に意識が向いていました。
ところが記事が20本、30本と増えてくると「ブログの見え方が変わって」きました。
- 「この記事は検索から読者を集める入り口にできる」
- 「この2つの記事はつないだ方が良い」
- 「あの記事から収益記事へ進んでもらえるかもしれない」
と、記事そのものだけではなく、記事同士の配置やつながりを考えるようになったからです。
ブログで積み上げていくものは、
記事
↓
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↓
内部リンク
↓
読者導線
↓
収益導線
と広がっていきます。
記事という商品が20本、30本と揃ってくると、Web上の自分の店のレイアウトを変更するように、記事の配置を組み替える楽しさも生まれてきました。
これは、靴の販売員として店頭に立っていたときの感覚にも似ています。
たとえば、靴のセール商品。
売り方は一つではありません。
- サイズごとに商品を並べ、選びやすくする方法
- 左右の靴をバンドでまとめ、ワゴンに入れて掘り出し物を探すような売場にする方法
- 店頭に置けば、入店してもらうための商品
- レジ前に置けば、ついでにもう一品見てもらう商品
商品そのものは同じでも、どこに置き、何の役割を持たせるかは店側の判断で変わります。
ブログの記事も同じだと感じています。
- 検索から読者を呼ぶ記事
- 別の記事へ案内する記事
- 商品やサービスを紹介する記事
記事が増えてくるほど、配置と内部リンクによって、それぞれに役割を持たせられるようになります。
副業ブログを始める場所を選ぶときは、最初の1記事を書きやすいかだけでなく、これから増えていく記事をどう育てたいのかまで考えたいところです。
ここまで考えると、選ぶ基準も変わってきます。
無料ブログはショッピングモール、WordPressはロードサイドの貸店舗

無料ブログとWordPressの違いを実店舗に置き換えると、さらに分かりやすくなります。
無料ブログは、ショッピングモールのテナントに近いイメージです。
建物や設備が用意されているため、比較的すぐに店を開けます。
一方で、店づくりはショッピングモール側の仕組みやルールの中。
WordPressは、ロードサイドの貸店舗に近い感覚。
ここで注意したいのは、WordPressも「完全に自分の土地を持つ」という意味ではないことです。
大家さんにあたるレンタルサーバー会社から場所を借り、その上に自分の店を作っていくイメージ。
たとえば、
- レンタルサーバー会社=大家さん
- サーバー領域=借りている店舗スペース
- 独自ドメイン=店の住所
- WordPress=店を作り、運営する仕組み
- WordPressテーマ=内装・什器
- 記事=商品・接客コンテンツ
- 内部リンク=店内の導線
- CTAや収益導線=レジや商品提案の場所
と考えることができます。
もちろん、無料ブログでも記事をつないだり、配置を工夫したりできるサービスはあります。
違いは「何もできない・何でもできる」ではありません。
店主である自分が、どこまで自分の判断で店全体を変更できるか。
ここに、大きな違いがあります。
記事が20本、30本と揃ってくると、
- 何を入口に置くのか?
- 何と何をつなぐのか?
- どこで、商品を提案するのか?
考えられることが増えてきます。
私にとってWordPressの自由度は、ブログを作った初日よりも、記事という「商品」が増えてからの方が実感できるようになりました。
副業ブログでWordPressを選ぶ理由は、単に記事を書けるからではありません。
記事を商品として置き、内部リンクで導線を作り、それぞれの記事に役割を持たせながら、自分で店全体を育てていけること。
WordPressの自由度を「店づくり」と考えると、その意味が見えやすくなります。
無料ブログが向いている人・WordPressが向いている人

ここまで読んで、
「では、自分はどちらなのか?」
と考え始めた人もいるでしょう。
最後は、自分のブログの目的に当てはめて判断します。
無料ブログが向いている人

無料ブログは、次のような人に向いています。
- 趣味や日記としてブログを書きたい
- まず、ブログを書くこと自体を試したい
- できるだけ、費用をかけたくない
- サーバーなどの管理はなるべくしたくない
- 収益化や細やかなサイト設計には、こだわらない
ブログを書く経験をしてみたい段階なら、手軽に始められることは大きなメリットです。
まずは書いてみる。
その目的なら、無料ブログの手軽さが合います。
WordPressが向いている人

WordPressは、次のような人に向いています。
- 副業としてブログを育てたい
- 将来的に収益化したい
- 記事を長期的に増やしたい
- 内部リンクや導線を自分の店として設計したい
- 広告や紹介する商品を自分で選びたい
- ブログ全体を自分の判断で変更していきたい
まだ迷う場合は、次の表に自分を当てはめてみてください。
| 判断すること | 無料ブログ寄り | WordPress寄り |
| ブログの目的 | 趣味・日記 | 副業・収益化 |
| 最初に優先すること | 手軽に始める | 長く育てる |
| 費用 | できるだけかけたくない | 必要経費として考えられる |
| 記事が増えた後 | 用意された仕組みで運営したい | 配置や導線を自分で変えたい |
| 広告・収益導線 | 強くこだわらない | 自分で設計したい |
| サイト運営 | 管理をなるべく任せたい | 自分の判断で店を育てたい |
すべてがWordPress側に当てはまる必要はありません。
特に、
「副業として長く続けたい」
「記事が増えたら自分で導線を作りたい」
という考えがあるなら、WordPressを検討する理由になります。
WordPressを選んだら、次はサーバーを準備する

無料ブログとWordPressを比較した結果、
「副業ブログとしてWordPressで始めよう」
と決めたとします。
では、次に何をすればよいのでしょうか。
必要になるのが、ブログを置く場所となるレンタルサーバーです。
先ほどの店舗の例なら、大家さんから店舗スペースを借りる段階。
私はこのブログをConoHa WINGで運営しています。
WordPressをこれから始める場合に必要な流れについては、別記事でまとめています。
【関連記事:ConoHa WINGでWordPressブログを始める方法はこちら】
ここでサーバーの契約方法まで説明すると、無料ブログとWordPressを比較するこの記事の役割を越えてしまいます。
詳しい手順は、次の記事へ。
まとめ|無料ブログとWordPressは「ブログを育てる場所」で選ぼう

無料ブログの強みは、費用をかけず手軽に始めやすいこと。
WordPressは運営費や管理する手間が必要になる一方で、
- 記事の配置
- 内部リンク
- 広告
- 収益導線
などを自分で設計しやすくなります。
副業ブログで考えたいのは、「最初の1記事をどこで書くか」だけではありません。
- これから増えていく記事をどこに置くのか?
- どう、つなぐのか?
- どんな、役割を持たせるのか?
ブログという店を、どう育てたいのか。
その視点で考えると、
趣味や日記として手軽に始めるなら無料ブログ。
記事や導線を積み上げながら副業ブログとして育てたいならWordPress。
という判断がしやすくなります。
WordPressを選んだなら、次はブログを置くサーバー選び。
「自分の店をどこに構えるか」を決めるところから、Web上の店づくりを始めていきましょう。