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「自分の経験をブログに書いてみたい。でも、何をどう記事にすればいいのか分からない」
上記のように、あなたも悩んだことはありませんか?
仕事で長年経験を積んできたとしても、いざブログを書くとなると、
- 「自分の経験なんて記事になるの?」
- 「何を書けば読者の役に立つのだろうか?」
迷ってしまうことがあります。
では、仕事で身につけてきた経験を、どうすればブログ記事に変えられるのでしょうか?
この記事では、仕事や日常の経験を、読者の悩みを解決するSEO記事へつなげる方法を5つのステップに分けて解説します。
記事内では、私自身の経験である靴の販売員としての仕事を具体例として使います。
ただし、この記事を読むときは、私の経験だけを見るのではなく、
「自分の仕事なら、どの部分が記事の材料になるだろう?」
という視点で読んでみてください。
1.販売
2.営業
3.事務
4.製造
5.医療
6.介護
7.飲食
8.接客
あるいは
9.家庭での経験など。
あなたが積み重ねてきた経験にも置き換えて考えられます。
なお、そもそも「どんな経験を書けばいいのか思いつかない」という段階でつまずいている場合は、先にこちらの記事から始めることをおすすめします。
→ ブログに書く経験を棚卸しする方法|記事ネタの材料を見つける5つの質問
経験そのものと、ブログ記事に使える材料は同じではない

まず押さえておきたいのは、経験そのものと、ブログ記事に使える材料は同じではないということです。
たとえば、
「私は販売員として10年間働いていました」
これは、私の経歴を伝える事実です。
しかし、この一文だけでは、読者が「この記事を読むことで何が分かるのか」までは見えてきません。
経験の中には、記事に使える行動や判断が隠れています。
次のステップから、それをどう取り出すかを見ていきましょう。
経験をSEO記事へ変える5つのステップ
経験をブログ記事にするからといって、最初からキーワードやタイトルを考える必要はありません。
まず経験を整理し、次に読者へ視点を移します。
その後、検索される言葉や検索者が知りたいことを考え、最後に記事として組み立てます。
| Step | やること | 変換するもの |
| STEP1 | 経験の中から記事の材料を取り出す | 経験 → 記事の材料 |
| STEP2 | その材料が役立つ読者の悩みを考える | 記事の材料 → 読者の悩み |
| STEP3 | その悩みを検索される言葉につなげる | 読者の悩み → 検索キーワード |
| STEP4 | 検索者が本当に知りたいことを考える | 検索キーワード → 検索意図 |
| STEP5 | 検索意図に合わせて記事を組み立てる | 検索意図 → SEO記事 |
ここからは、それぞれの内容を解説します。
ステップ:1|経験の中から「記事の材料」を取り出す

最初にするのは、記事を書くことでも、キーワードを探すことでもありません。
まずは、これまでの仕事や日常を振り返り、「自分は実際に何をしてきたのか」を細かく思い出します。
たとえば、靴の販売員として「お客様に商品を提案していた」とします。
これだけでは、一つの大きな経験です。
そこで、実際の行動まで分けてみます。
お客様の使用目的を聞く
↓
現在使っている商品の不満を確認する
↓
予算や希望を整理する
↓
条件に合う商品を考える
↓
候補を絞る
↓
商品を提案する
このように分解すると、「販売」という一つの経験の中に、
- 質問
- 整理
- 比較
- 判断
- 提案
上記のような、複数の行動が含まれていたことに気づくはずです。行動を書き出したら、もう一段だけ
「なぜ、その行動をしていたのか?」
を掘り下げてみましょう。
たとえば「なぜ、お客様の使用目的を先に聞いていたのか?」と考えると、
「お客様が何を求めているのか分からないまま商品を勧めても、合わない可能性がある」
という、自分が判断するときの基準や工夫が見えてきます。
また、長く仕事を続けていると、特別な意識を持たずに行っていることもあります。
お客様や同僚から相談された
失敗を防ぐために確認していた
判断に迷ったときに基準にしていた
なども、同じように振り返ってみてください。
この段階では、「これは記事になるだろうか?」とSEOの視点で判断する必要はありません。
「自分は何をしてきたのか」「なぜ、そのように行動していたのか」を、できるだけ具体的に書き出すことだけを意識しましょう。
ステップ:2|経験の中から「読者の悩みに役立つ部分」を見つける

経験を書き出しただけでは、まだ記事にはなりません。
ここからは、自分の経験を見る視点を少し変えます。
「この経験のどの部分なら、誰かの困りごとに使えるだろう?」
と考えてみましょう。
先ほどの販売経験を使ってみます。
私は商品を提案するとき、いきなり商品を勧めるのではなく、お客様の話を聞き、希望や困りごとを整理してから提案していました。
ここから、「相手の状況を理解してから、必要なものを提案する」という考え方を取り出せます。
この考え方を、ブログに再現します。たとえばブログ初心者が
「何を書けばいいのか分からない」
と悩んでいるなら、まず必要なのは「自分が書きたいこと」を並べることではなく、
「読者は何に困っているのか?」
を考えることです。
つまり、販売員として行っていた「相手の状況を確認してから提案する」という行動を、ブログでは「読者の悩みを確認してから記事を書く」という形に置き換えられる。
このように、あなたの経験の中から別の場面でも使える考え方や行動を見つけてみましょう。
ステップ:3|読者の悩みを「検索される言葉」につなげる

読者の悩みに役立つ経験を見つけたら、ここからSEOの視点を加えます。
ポイントは、「この悩みを持っている人なら、どんな言葉で検索するだろう?」と考えること。
たとえば「ブログに何を書けばいいのか分からない」という悩みを持つ人なら、
- 「ブログ ネタ 無い」
- 「ブログ 記事 書けない」
上記のような、その人が実際にスマホやパソコンに打ち込みそうな、素直な言葉を思い浮かべてみます。
むずかしく考える必要はありません。
あなた自身がその悩みを検索するとしたら何と打つか、を想像するだけで十分です。
ただし、思いついた言葉をそのまま採用するのではなく、実際に検索されているか、どんな記事が上位に出ているかを確認したうえで判断します。
ここで重要なのは、〇〇の経験があるからといって「〇〇 経験 ブログ」という言葉を無理に狙わないことです。
経験を検索キーワードにするのではなく、経験を使って解決できる悩みから検索キーワードを探す。
この順番を大切にしてください。
ステップ:4|検索キーワードから「検索者が知りたいこと」を考える

検索キーワードが見つかっても、まだ記事の内容は決まりません。
同じ言葉でも、検索者が本当に知りたいことは、その言葉の表面だけでは分からないからです。
そこで、
「この言葉を検索した人は、何に困っているのだろう?」
と一歩深く考えます。
たとえば「ブログ ネタ ない」と検索する人は、単純に「記事ネタを10個知りたい」だけとは限りません。
下記のような悩みを抱えているかもしれません。
- 「自分には特別な経験がないと思っている」
- 「他の人のブログと比べて焦っている」
- 「そもそも自分の経験が記事になると思っていない」
ここで大切なのは、確認できない感情を事実として断定しない。
検索キーワードや検索結果から、検索者が何を求めている可能性があるのかを考えます。
さらに、「この記事を読んだ後、検索者はどうなれば満足するだろう?」まで考えておくと、記事で何を説明すればいいのかが見えてきます。
STEP5|検索意図に合わせて「SEO記事」に仕上げる

ここまでの4つのステップで、自分の経験から記事の材料を取り出し、読者の悩みや検索キーワードまで整理してきました。
最後は、その材料を検索者が知りたい順番で組み立てる作業です。
たとえば「ブログ ネタ ない」というキーワードなら、
検索者が最初に抱えている疑問
↓
その疑問が生まれる理由
↓
解決するための考え方や方法
↓
具体例
↓
読者自身が実践する方法
そして、記事を読んだ後に、次に必要になる情報があれば関連記事などへ案内します。
このように、検索者の理解が深まる順番を考えて記事を構成します。
ただし、すべての記事を同じ型にする必要はありません。
検索結果も確認しながら、そのキーワードを検索した人が何を知りたいのかに合わせて構成を決めていきます。
このとき、販売員として行っていた「相手の状況を確認してから必要なものを提案する」という考え方が役立ちます。
ブログでは、「検索者の悩みを理解してから必要な情報を記事で提案する」という形への置き換えです。
この視点を持つと、SEO記事を「検索順位を上げるための記事」とだけ考える必要はありません。
検索者が困っていることを理解し、その人に必要な情報を分かりやすい順番で届ける。
さらに、自分の経験を具体例として加えることで、読者は抽象的な説明だけでなく、「実際にはどういうことなのか」までイメージしやすくなります。
経験を書く目的は「自分のすごさ」を伝えることではない

ここまで経験を記事に使う方法を見てくると、もう一つ大切なことがあります。
それは、ブログで経験を書く目的は、自分の経歴や実績をアピールすることだけではないということ。
「私は販売員として10年間働いていました」という経歴だけを伝えても、それだけでは読者が自分の問題を解決する方法までは分かりません。
一方で、「お客様の使用目的や希望を聞き、条件を整理してから商品を提案していた」と具体的な行動まで掘り下げると、「相手の状況を理解してから提案する」という一つの考え方が見えてきます。
これは販売だけに限った話ではありません。
営業
接客
事務
製造
医療
介護
など、さまざまな仕事の中にも、似たような判断や工夫が存在する可能性があります。
私自身もブログを書くようになってから、仕事の中では当たり前だと思っていたことを、改めて言葉にして考える機会が増えました。
「なぜ、この場面ではこう判断していたのだろう?」
そう振り返ると、それまで意識していなかった自分の考え方や行動が見えてきます。
だからこそ、ブログを書くために必ずしも新しい経験を探す必要はありません。
すでに持っている、あなたの経験を見直す。
そこから、自分では当たり前だと思っていた行動や判断に目を向ける。
その中に、記事として使える材料が見つかることがあります。
なお、こうした「自分の経験を言葉にする」という作業そのものに難しさを感じる場合は、ブログのコンセプトを固める段階でつまずいているかもしれません。
その場合は下記の記事もあわせてご覧ください。
まとめ|あなたの経験は、見方を変えるとブログ記事の材料になる

経験をSEO記事に変えるには、いきなりキーワードやタイトルを考えるのではなく、経験から少しずつ視点をズラしていくことがポイントです。
5つすべてを、一度に実践する必要はありません。
まずはメモ帳に、「仕事で人から相談されたこと・頼られたこと」を1つだけ書いてみてください。
たとえば、「商品選びについて相談された」。
これだけで十分です。
その下に、「そのとき、自分は何を基準に判断したのだろう?」と書き足してみましょう。
そこから「何をしたのか」「なぜそうしたのか」と掘り下げていけば、ブログ記事の材料を探すところから始められます。
あなたがこれまで積み重ねてきた経験の中にも、まだ言葉になっていない材料があるはずです。