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ブログを書こうと思っても、「自分には強みがない」
と感じて、手が止まってしまうことはありませんか?
長く仕事を続けてきたとしても、資格があるわけではない。人に誇れるような特別な実績も思いつかない。
すると、
「こんな自分がブログに書けることなんてあるのだろうか……」
と考えてしまうことがあります。
私は、靴販売や飲食の仕事を合わせて20年以上経験してきました。
しかし、仕事の年数や経歴を並べているだけでは、「ブログでどう活かせるのか?」までは見えてきませんでした。
ところが、自分がしてきた仕事を少し違う角度から振り返ってみると、それまで「ただの経験」だと思っていたものの中に、自分なりの判断や工夫が見えてくる。
それ以来、仕事経験を単なる経歴ではなく、ブログで活かせる強みを探す材料として捉えられるようになりました。
この記事では、私が経験してきた靴販売や飲食の仕事を具体例として使います。
ただし、接客業だけに当てはまる話としてではなく、ぜひあなた自身の仕事経験と重ねながら読み進めてみてください。
「自分の仕事なら、どんな場面だろう」と置き換えて考えることで、ブログで活かせる自分の強みを見つける手がかりが見えてきますよ。
ブログで活かせる「自分の強み」とは何か?

- 「靴販売を10年経験した」
- 「飲食店で15年働いた」
といった経歴は、その人が積み重ねてきた経験です。
ただし、経験そのものをそのまま「強み」と考えると、少し見つけにくくなります。
たとえば同じ販売員でも、接客の仕方は人によって違います。
- 商品知識を詳しく伝える人
- お客様の話を聞くことを重視する人
- たくさんの商品を紹介する人
- 候補を少なくして選びやすくする人
上記のように、同じ仕事をしていても、その中で使っている判断や工夫は同じではありません。
私が靴を販売していたときも、お客様に商品を説明するだけではなく、用途や迷っているポイントを確認しながら候補を絞ることがありました。
「靴を販売した」という経験の奥には、
- 相手の話を聞く
- 違いを整理する
- 選択肢を絞る
- 相手が選びやすい形で伝える
といった行動がある。
こうした仕事の中で何度も繰り返してきた判断や工夫にも、その人らしい強みが表れます。
まだ自分の仕事経験そのものを整理できていない場合は、先に「ブログに書く経験の棚卸し」をしておくと、この先の作業が進めやすくなりますよ。
→ ブログに書く経験を棚卸しする方法|記事ネタの材料を見つける5つの質問
仕事経験からブログの強みを見つける3ステップ

ここから使うのは、過去の仕事をすべて振り返る方法ではありません。
すでに思い浮かんでいる経験の中から一つを選び、その中で自分が何をしていたのかを掘り下げていきます。
STEP1|仕事で繰り返してきた行動を一つ選ぶ

最初に探したいのは、「何年働いたか」ではなく、その仕事で「何度もしてきた行動」です。
たとえば接客業なら、
- お客様から希望を聞く
- 商品を比較する
- クレームに対応する
- 忙しい時間帯の仕事を組み立てる
- 後輩に仕事を教える
- 相手に合わせて説明を変える
といった行動があります。
一度だけ経験した特別な出来事より、日常的に何度も繰り返してきたことを選んでみてください。
繰り返してきた行動には、自分なりの考え方や仕事の癖が表れやすいからです。
この段階では、まだ「これは自分の強みだ」と決める必要はありません。
まず一つ、よくやっていた行動を選べれば十分です。
STEP2|そのときの判断や工夫を掘り下げる

次に、その行動をしていたときに「何を考えていたのか?」を振り返ります。
たとえば、
「お客様に商品を提案していた」
だけでは、その人らしさはまだ分かりません。
そこで、
- 「なぜその商品を選んだのか」
- 「何を見て提案を変えたのか」
- 「相手が迷っているときに何をしたのか」
と一段掘り下げます。
すると、
- 「用途を聞いてから候補を絞っていた」
- 「全部の商品を説明せず、違いが分かりやすいものだけを比較していた」
- 「相手が理解しにくそうなら、説明の順番を変えていた」
といった判断や工夫が出てきます。
仕事内容は同じでも、その場面で何を見て、どう判断したかには、人による違いがあります。
STEP3|別の場面でも使える力として言語化する

最後に、STEP2で見つけた判断や工夫を、その仕事だけに限定されない言葉へ置き換えます。
ここで考えたいのは、
「この行動から、自分はどんなことができる人だと言えるだろう?」
ということです。
たとえば、
- 複数の情報を整理し、必要なものを選べる
- 相手に合わせて、分かりやすい形に伝えられる
というように、別の仕事や場面でも使える表現にしてみます。
- 「接客が得意」
- 「販売が得意」
といった職種に近い言葉から一段離れることで、自分が仕事の中で使ってきた力が見えやすくなります。
ここまでできれば、
経験 → 繰り返した行動 → 判断・工夫 → 強み
という形で、一つの経験を整理できます。
接客経験から強みを見つけた具体例

この考え方を実際の仕事経験に当てはめると、職歴だけを見ていたときには分からなかったものが見えてきます。
ここでは、私の靴販売と飲食の経験を例にします。
あなた自身の仕事ならどんな経験に置き換えられるか、重ねながら見てみてください。
靴販売の経験を「強み」に変換した例

私は靴販売を約10年間経験し、年間個人売上3,000万円を複数回達成しました。
ただ、この数字だけを見ても、ブログで使える強みは分かりません。
そこで、実際の接客でしていたことに目を向けます。
お客様が複数の商品で迷っているとき、すべての商品を同じように説明するのではなく、用途や希望を聞きながら選択肢を絞ることがありました。
ここから見えてくるのは、単なる「靴を売る力」ではありません。
相手がどこで迷っているかを確認し、情報を整理して、選びやすい状態をつくるという行動です。
これを仕事を越えて言葉にすると、
「選択肢を整理して、相手が判断しやすい形に変える力」
と捉えることができます。
飲食の経験を「強み」に変換した例

飲食店では、忙しい時間帯になると複数の仕事が同時に発生します。
すべてを同時に処理することはできないため、その時点で何を先にするべきかを判断する必要があります。
ここでも注目するのは、「忙しい飲食店で働いた」という経験ではありません。
仕事を進めるときに、
- 今すぐ対応する必要があるものは何か
- 後でも問題ないものは何か
- どの仕事を先に終わらせれば全体が進みやすいか
を考えていたことです。
ここからは、
- 優先順位を判断する力
- 複数の作業を整理する力
といった要素を取り出せます。
先程の話を、表にまとめました。
| 経験 | 繰り返した行動 | 判断・工夫 | 強みとして言語化 |
|---|---|---|---|
| 靴販売 | 商品を提案する | 用途を聞き、候補を絞る | 選択肢を整理して判断しやすくする力 |
| 飲食 | 複数の仕事を進める | 状況を見て順番を変える | 優先順位を判断して整理する力 |
ここまでで、仕事の中で繰り返してきた行動から、自分の強みを言葉にできました。
では、見つけた強みをブログではどのように活かせばよいのでしょうか?次は、強みを読者に役立つ記事へ変える考え方を見ていきます。
見つけた強みをブログ記事に活かす

強みが言葉になったら、その力がブログのどんな場面で使えそうかを考えてみます。
ここでは、記事ネタを作るところまでは進みません。
まずは、自分が仕事で使ってきた力と、ブログで必要になる行動を結びつけるだけで十分です。

たとえば接客で「相手が何に迷っているのか」を考えてきた人なら、ブログでも読者の迷いを整理する記事と相性があります。
商品を比較して違いを説明してきた人なら、比較記事や選び方の記事で、その経験を使えるでしょう。
ここで大切なのは、いきなり「何の記事を書けばいいか」まで決めようとしないことです。
まず、
自分の仕事で使ってきた力が、ブログのどこで役立ちそうか?
ここまで見えれば、この記事の目的は達成しています。
次は、その強みを自分の話のままで終わらせず、読者の悩みへ変えていく段階です。
「自分の経験や強みは分かった。でも、読者にとってどんな価値になるのか分からない」という場合は、次の記事でその変換方法を整理できますよ。
→ 経験をブログ記事に変える方法|あなたの強みを読者の悩みへ翻訳する3ステップ
まとめ|仕事で繰り返してきた判断や工夫から強みを見つけよう

仕事の経験を振り返るときは、「何の仕事をしてきたか?」だけで終わらせず、その中で自分が繰り返してきた行動にも目を向けてみてください。
一つの経験を選び、
繰り返した行動
↓
そのときの判断や工夫
↓
別の場面でも使える力
まで言葉にできれば、自分の仕事経験を「強み」として捉えやすくなります。
まずは一つ、仕事で何度もしてきた行動を選び、
「なぜ自分はそうしていたのだろう」
と書き出してみてください。
強みが一つ言葉になったら、次に考えるのは、
「その強みは、誰のどんな悩みに役立つのか」
です。
強みを見つけただけでは、まだブログ記事にはなりません。
次は、見つけた強みを読者の悩みへ置き換えていきましょう。