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「ブログを書きたい。でも、自分には人に教えられるような実績がない」
ブログを始めようとしたとき、そんなところで手が止まることがあります。
実績のあるブロガーの記事を読めば読むほど、
- 「月〇円も稼いだ経験もない」
- 「専門家でもない」
- 「こんな自分が記事を書いてもいいのだろうか?」
と考えてしまうこともあるでしょう。
私も、この記事を書いている時点ではブログで収益を得た実績はありません。
それでも実際に記事を公開し、検索結果を確認し、反応を見ながらリライトを続けています。
あなたも、これまでの仕事を少し思い浮かべながら読んでみてください。
毎日の仕事で繰り返してきたことの中に、まだ「実績」とは呼んでいないだけで、記事に使える材料が眠っているかもしれません。
この記事では、実績がない状態で何なら書けるのかを整理し、最後にあなたが次の記事に使える材料を1つ決めるところまで進めます。
結論:実績がなくてもブログは始められる

結論から述べると、ブログの実績がなくてもブログは始められます。
- 「ブログで月5万円稼いだ」
- 「商品を100件販売した」
といった成果があれば、記事の信頼を支える材料にはなります。
だからといって、そのような成果を持っていなければブログを書けないわけではありません。
たとえば、初めてWordPressを設定した人なら、
- 「どこで迷ったのか?」
- 「何を確認して進めたのか?
- 「実際にやってみて何が分かったのか?
上記のようなことは、書くことはできる。
要は、専門家として教えるのではなく、「自分が実際に経験した範囲を、これから同じところを通る人へ渡す」書き方です。
ただし、
「実績がなくても書ける」
ことと、
「根拠がなくても何でも書ける」
ことは違います。
特に、達成していない結果まで経験したように見せる必要はありません。
ブログで成果が出ていなくても、記事の材料がないとは限らない

「ブログの実績がない」と感じるとき、収益や成約のような分かりやすい成果だけを思い浮かべていることがあります。
しかし、記事を書くときに使えるものは成果だけではありません。
ここでいう「成果実績」とは、
- 収益
- 成約
- 売り上げ
- 資格
など、達成した結果として示せるものです。
一方の「記事の材料」とは、
- 仕事経験や商品利用
- 失敗
- 比較
- 検証
など、自分が実際に経験・確認したことです。
| 比較項目 | 成果実績 | 記事の材料 |
| 代表例 | 収益、成約、売上、資格 | 仕事経験、商品利用、失敗、比較、検証 |
| 成功が必要か | 目標を達成した結果が必要 | 成功していなくても使える |
| 初心者でも持てるか | まだ持っていない場合がある | すでに持っている可能性がある |
| 記事での使い方 | 成果や信頼の根拠として示す | 体験・判断・具体例として使う |
| 注意すること | 実際の成果以上に見せない | 経験した範囲を超えて断定しない |
この2つを分けると、
「まだ成果を出していない自分には何も書けない」
とは限らないことが見えてきます。
ブログで実績として示しやすい成果の具体例

たとえば、
- ブログで月5万円を達成した
- 商品が10件成約した
- 資格を取得した
といったものは、結果として示しやすい実績です。
数字があるので分かりやすく、読者から見ても「この人は実際に結果を出している」と判断しやすい材料になります。
私自身も、ブログで「実績」と聞くと、以前は上記のような数字を強くイメージしていました。
だから、まだ収益が出ていない段階では、
「自分にはブログについて書ける実績がない」
と考えやすくなります。
ただ、成果が出る前にも残っているものがあります。それは、これまで「実際にやってきた経験」です。
仕事やブログ運営で実際に経験したことも記事に使える

結果が出る前にも、経験はあります。
私は靴の販売員として10年間働き、その後も飲食の現場で仕事を続けてきました。
接客では、
- お客様の希望を聞き
- 商品を比較し
- 提案を変え
- 時には購入しない
選択肢も含めて判断を支援してきました。
これらは「ブログで稼いだ実績」ではありません。
しかし、接客について記事を書くなら、実際に経験してきたこととして使える材料です。
これは、ブログ運営でも同じです。
- サーバーを契約した
- WordPressテーマを購入した
- 設定で困った
- 初めて記事を書いた
成果がまだ出ていなくても、実際に自分が経験した事実は残る。
経験だけでなく、行動したあとに確認できた変化も記事の材料になるのです。
行動したあとに確認できた結果も記事の材料になる

- 記事を公開した後に検索クエリが出た
- リライトした後に検索順位が変わった
こうした変化も、自分が実際に確認したことなら記事の材料になります。
成功したかどうかだけを見るのではなく、行動した結果として何が起きたのかを残すこと。
それも、後から記事を書くための材料になります。
ただし、材料があるからといって、そこから何でも言えるわけではありません。
実績がないときは、自分が確認できる範囲まで書く

- 商品を一度使っただけなら、その一度で分かったことを書く
- ブログを始めて3か月なら、その3か月で経験したことを書く
- まだ収益が出ていないなら、収益が出るまでの方法を成功談として語らない
基準はシンプルです。
| 状態 | 書ける | そのままでは書けない |
| 商品を1回使った | 初回使用で感じたこと | 長期耐久性の断定 |
| ブログを始めた | 開設・設定で困った経験 | 「ブログで稼ぐ方法」の成功談 |
| リライト後に順位が上がった | 修正内容と順位変化 | 「この修正が原因で上がった」と断定 |
| 接客経験がある | 実際の提案・判断・失敗 | 全業界で通用すると一般化 |
| サービスを比較した | 自分が比較した基準 | 未使用サービスの体験談 |
書けるかどうかを判断するとき、まず確認したいのが「どこまで自分で経験したか」です。
実際に経験した範囲なら、実績が少なくても記事に書ける

たとえば、あるWordPressテーマを使い始めて1か月だったとします。
その場合、
- 「初心者の私でも、この設定はできた」
- 「ここは、迷った」
- 「この機能は便利だと感じた」
といった内容なら、自分の経験として書けます。
一方で、
「何年使っても問題ありません」
とは、まだ言えない。
実績が少ないから記事を書けないのではなく、今確認できているところまでを書くという考え方です。
自分が経験した範囲が決まったら、次は「確認できたこと」と「自分の考え」を分けます。
事実・感想・推測は分けて書く

たとえば、
「記事をリライトした後、順位が5位になった」
のであれば、これは確認できた結果です。
しかし、
「このリライトをしたから5位になった」
とまで言えるかは別です。
検索順位には複数の要因が関係する可能性があるため、原因まで確認できていなければ、
- 「リライト後に順位が上がった」
- 「今回の修正が良かった可能性もあると考えた」
という書き方に留めます。
事実と、自分の考察の切り分け。
この違いを意識すると、経験した以上のことを断定しにくくなります。
もう一つ気をつけたいのが、まだ得ていない成果の扱いです。
まだ達成していない実績は、達成したように大きく見せない

私は現在、ブログで月5万円を稼いだとは書けません。
なぜなら、まだ達成していないからです。
ただし、実際に行ったブログ運営については、その事実と確認できた範囲で書けます。
- 「ブログでは、まだ収益の実績がない
という事実を隠す必要もなければ、
- 「だから、ブログについて何も書けない」
と考える必要もありません。
言えることと言えないことを分ける。
その線引きができれば、実績のない段階でも自分の経験を使えます。
私自身も、この考え方でブログ運営中の出来事を記事の材料にしています。
私も収益実績がない状態から、行動した結果を記事材料にしている

私のブログでは、記事を公開して終わりにはしていません。
公開後の検索結果やSearch Console(サーチ・コンソール)を確認しながら、
- 「Googleはこの記事をどんな検索キーワードと結びつけているのか?」
- 「想定していなかった検索クエリは出ていないか?」
などを見ています。
まず材料になるのが、記事を世に出したあとで初めて確認できる反応です。
記事を公開すると、検索結果から新しい反応を確認できる

実際に記事を公開すると、書く前には分からなかった反応が見えてきます。
- 検索結果に表示される
- 検索クエリがでてくる
- 狙っていたキーワードとちがう言葉でも表示される
こうした動きを見ていると、
「自分が書きたいこと」と「検索した人が求めていること」が、必ずしも最初から一致するとは限らないと分かってきました。
これはブログで大きな収益を出した経験ではありません。
実際に記事を公開したから確認できたことです。
その反応を見れば、次にどこを見直すかという判断材料も増えます。
検索結果や読者行動を見ながら、記事を修正していく

検索結果を確認したあと、
- 「この検索意図なら、こちらの記事の方が役割に合うのではないか?」
- 「記事同士の内容が重なりすぎていないか?」
と考えて、リライトすることもあります。
読者が記事内のどこまで進んだのかを見て、内部リンクや商品の紹介位置を見直したこともあります。
すべてが思った通りになるわけではありません。
しかし、
行動する
↓
反応を見る
↓
考える
↓
修正する
この流れを繰り返すことで、次に判断するための材料は増えてきました。
そこで残ったものは、収益だけではありません。
収益がなくても、行動したから分かったことは残る

実際に行動すれば、
- 「ここで迷った」
- 「この方法は上手くいかなかった」
- 「検索結果では、こう表示された」
- 「修正したらこう変わった」
という記録が残ります。
その中には、これから同じことを始める人の判断材料になるものがあります。
私がブログを書く中で増えてきたのは、完成された成功談ではなく、行動したことで確認できた材料でした。
書ける経験がなければ、これから新しい経験を作ればいい

過去を振り返っても、
「このテーマについては本当に経験がない」
ということもあります。
その場合、自分で試せることなら、実際に行動してみる方法があります。
まず必要なのは、大きな成果ではなく、自分で確かめられる小さな体験です。
興味がある商品やサービスは、実際に試して経験を作る

たとえば、気になるブログのサービスやツールがあるなら、使わずに他人の記事だけをまとめるのではなく、自分でも試してみる。
購入を検討している商品なら、実際に使ったあとで記事を書く。
行動すると、
- 「申し込む前に迷ったこと」
- 「使ってみるまで分からなかったこと」
が見えてきます。
使った事実だけでは、後から記事にするときに細かな判断を思い出せないことがあります。そこで残しておきたいのが、途中の記録です。
選んだ理由・困ったこと・変化は、そのときに記録しておく

試すときは、成功した結果だけを残そうとしなくても構いません。
- なぜ、それを選んだのか
- どこで迷ったのか
- 何が分からなかったのか
- 何を確認したのか
- 実際に使ってどう変わったのか
こうした途中経過も記録しておく。
後から記事を書こうとすると忘れていることでも、そのとき記録しておけば一次情報として使いやすくなります。
ここから、体験を「自分だけの記事材料」へ一段深めたい場合は、何を観察し、何を記録すれば一次情報になるのかを整理すると進めやすくなりますよ。
ブログの一次情報の作り方|仕事経験を自分にしか書けない情報に変える方法では、すでにある経験だけでなく、これから体験・比較・検証をして一次情報を作る考え方も詳しく紹介しています。
1回の体験でも記録が残れば、その次に調べたいことや試したいことが出てくる場合があるでしょう。
行動を重ねると、記事材料は少しずつ増えていく

最初から100記事分の経験を持っている必要はありません。
- 1つ試す
- 1つ記録する
- 1つ記事にする
そこから次の疑問が生まれることもあります。
「経験がないから書けない」で止まるのではなく、書きたいテーマに必要な経験を自分で作るという選択肢です。
次の記事に使える材料を1つ決める

ここまで読んだら、いったん新しい知識を増やすのを止めて、自分の経験を1つだけ取り出してみてください。
たくさん考える必要はありません。
次の表を、紙やメモ帳に写しながら埋めてみましょう。
| 整理すること | あなたの記入欄 |
| まだ持っていない成果実績 | |
| 自分が実際に経験・行動したこと | |
| その中で自分が確認できる事実 | |
| その経験から読者に渡せそうなこと | |
| 次に書いてみる記事の材料 |
最初に分けるのは、「まだない成果」と「すでにある経験」です。
まだ持っていない成果実績を書き出す

「自分には何がないから、実績がないと思っているのか?」
を書きます。
たとえば、
- 「ブログ月5万円」
- 「商品の成約」
- 「資格」
などです。
ここでは、その実績を今すぐ作ろうとしません。
自分が持っていないものを明確にして、記事材料と混同しないために書きます。
「ないもの」が分かったら、視線を「すでにやったこと」へ移します。
すでに経験・行動したことから1つ選ぶ

実際にやったことを1つ選びます。
仕事でも構いません。
ブログを始めたときの経験でもいいでしょう。
「人に教えられるほどすごい経験か」ではなく、
自分が実際にやったか
で考える。
ここで経験そのものが思いつかない場合は、ブログに使える仕事経験を棚卸しする方法で、仕事の中で繰り返してきたことから探してみてください。
経験を1つ選べたら、その中から記事の根拠になる事実を小さく取り出します。
選んだ経験から、自分が確認できる事実を1つ書き出す

「WordPressを使った」
だけでは、まだ大きすぎます。
そこから、
- 「何をしたのか」
- 「何に迷ってのか」
- 「何を確認できたのか」
まで小さくします。
たとえば、
WordPressを始めるとき、サーバー選びで迷った。実際にConoHa WINGを契約し、初心者の自分でもWordPressを開設するところまでは進められた。
ここまで具体的になれば、記事の材料として扱いやすくなります。
最後は、その事実を「何について書くか」という一文に変えます。
確認できた事実から、次の記事に使う材料を一文にする

たとえば、
WordPress初心者だった自分が、レンタルサーバーを選ぶときに迷ったこと。
これで十分です。
まだタイトルを決める必要も、記事構成を作る必要もありません。
この記事のゴールは、
「自分には実績がない」と止まっていた状態から、自分が実際に経験したことを根拠にした記事材料を1つ決めること
だからです。
ここで材料が1つ決まったら、次は「その経験をどうすれば読者に役立つ1本の記事へ変えられるか」が次の疑問になります。
経験をブログ記事に変える5ステップでは、選んだ経験から読者の悩みを整理し、実際の記事へ変えていく流れを順番に紹介しています。
まとめ|実績がなくても、今ある経験から書き始められる

大きな成果実績は、あとから積み上がっていくものです。
まだ持っていない成果を、持っているように見せる必要はありません。
- 今の自分が実際に経験したこと
- 行動したこと
- 確認できたこと
まずは、その中から1つ選んでみてください。
記事を書き、行動し、新しい経験が増えれば、次に使える材料も増えていきます。
先ほどの表で「次の記事に使える材料の1つ」が決まっていれば、この記事でやることは完了です。
その経験を、次は画面の向こうにいる読者の役に立つ記事へ変えていきましょう。