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ブログを始めたいけれど、
- 「自分には、どのブログジャンルが向いているのだろう」
- 「仕事経験を活かした方がいいと言われても、何を選べばいいのか分からない」
- 「せっかく始めるなら、需要や収益性も考えて決めたい」
と迷うことはないでしょうか?
ブログジャンルについて調べると、
- 好きなこと
- 得意なこと
- 経験があること
- 稼げるジャンル
など、さまざまな決め方が出てきますし、どれも判断材料にはなります。
ただ、判断材料が増えるほど、「結局、自分の場合は何を基準に決めればいいのか?」と迷うこともあります。
私もブログを始める前から、
「接客経験や接客で身につけたスキルをWebに変換できないか?」
と考えていました。
靴の販売員として10年間働き、年間の個人売上3,000万円以上を複数回達成した経験があったからです。
しかし、長く働いた経験があることと、それをブログジャンルとして形にできることは別でした。
昔の接客場面を次々と思い出せたわけでもありません。
では、
仕事経験のどこを見れば、ブログで使えるものが見つかるのか?
そして、
それを副業ブログのジャンルとしてどう判断すればいいのか?
この記事では、私自身がブログ運営を始めるまでに考えたことも交えながら、ブログジャンルを決める流れを5つのステップで整理します。
ブログジャンルの決め方は「仕事経験・需要・収益性」の3つから考える
自分の経験だけを見ても、ブログジャンルは決めにくいことがあります。
反対に、「稼げるジャンル」だけを見ても、自分が何を書けばいいのか分からなくなることもある。
そこで、
- 自分には何が書けるのか
- その情報を必要としている人がいるのか
- 読者の悩みにつながる商品やサービスがあるのか
という3つの方向から考えていきます。
ただし、「自分には何が書けるのか」を職種名だけで判断する必要はありません。
販売員だから販売ブログ。
飲食店で働いているから飲食ブログ。
そう単純に決めるのではなく、仕事の中で自分が
- 「何を見て」
- 「何を考え」
- 「どう判断していたのか?」
まで掘っていく。
そこから、ブログに使えるものを見つけていきます。
STEP1|仕事経験からブログに使える本質を抜き出す
仕事経験をブログに活かそうとすると、まず過去の出来事を思い出そうとするかもしれません。
しかし、長年働いていても、昔の出来事を次々と思い出せるとは分からない。
私の場合も、生成AIと壁打ちしたことで接客場面そのものをたくさん思い出したわけではありませんでした。
変わったのは、その場面で自分が何を考えていたのかを掘れるようになったことです。
職種名や経験年数ではなく「なぜ、そうしたのか?」を掘る
私には靴販売を10年間続けた経験があります。
ただ、「靴販売を10年経験した」という情報だけでは、ブログに何を書けばいいのかまでは見えてきませんでした。
そこで壁打ちを繰り返す中で、なぜ、
- 「そのタイミングで声をかけていたのか?」
- 「その商品ではなく別の商品を提案していたのか?」
- 「その商品ではなく別の商品を提案していたのか?」
と考えるようになりました。
すると、
- 何を見ていたのか
- 何を判断していたのか
- 何を比較していたのか
- 何を工夫していたのか
- 何を基準に行動を変えていたのか
といった、自分の中では当たり前になっていた考え方が少しずつ具体化しました。
つまり、壁打ちによって記憶そのものが増えたというより、当時無意識に使っていた判断や接客に対する考え方を言葉にできるようになったという方が近い。
仕事経験をもっと具体的に掘りたい場合は、まず経験を棚卸しすると整理しやすくなります。
仕事経験をブログに使うための棚卸し方法で、詳しい進め方を解説しています。
仕事経験の本質をブログで使える形に翻訳する
仕事の中から判断や工夫を見つけたら、次はそれをブログで使える形へ置き換えます。
たとえば接客では、商品を並べて説明するだけではありません。
- お客さんの様子を見る
- 何を探しているのか考える
- 複数の商品を比較する
- 違いを説明する
- 相手が自分で選べる状態を作る
こうした接客を分解すると、
- 観察する
- 比較・整理する
- 対案する
- 選択を支援する
といった本質が見えてきます。
これをブログへ置き換えると、
「商品情報を並べるだけではなく、違いを整理して読者が判断できる状態を作る」
といった使い方ができます。
私はこのように、仕事経験から本質を抜き出し、ブログやWebで使える形へ置き換えることを「経験翻訳」と考えています。
仕事経験そのものをブログジャンルにするのではありません。
経験の中にある判断や工夫を取り出し、ブログで使える価値へ変える。
ここまで掘ると、その価値を「誰に使えるのか」という次の視点へ進めます。
STEP2|経験を読者の悩みに翻訳してジャンル候補を作る
仕事経験から本質を見つけても、
- 「自分には判断力がある」
- 「比較するのが得意だ」
だけでは、まだジャンル候補にはなりません。
ここから自分側ではなく、読者側へ視点を移します。
「誰のどんな悩みに使えるか」からジャンルを考える
たとえば、
「複数の商品を比較し、違いを整理して説明してきた」
という経験が見つかったとします。
そこで考えるのは、
この経験は、誰のどんな悩みに使えるだろう?
ということです。
- 商品選びで迷っている人
- サービスの違いが分からない人
- 初めて何かを始めようとして、選択肢が多すぎて動けない人
同じ経験でも、相手の悩みを変えると使い方も変わります。
つまり、
仕事経験
↓
判断・工夫
↓
本質
↓
ブログで使える形へ翻訳
↓
読者の悩み
という流れです。
「自分が何を知っているか」だけではなく、
その知識や経験を、誰のどんな悩みに使えるか
まで考えることで、ジャンル候補につながっていきます。
候補が複数あるなら2〜3個並べて比較する
この段階で候補が複数思いつくなら、すぐに1つへ決める必要はありません。
自分の経験を使えそうで、読者の悩みにもつながりそうな候補を2〜3個ほど並べてみます。
候補を増やすこと自体が目的ではありません。
この段階で作った候補は、まだ自分の経験から考えた仮説です。
次は、その悩みを実際に検索している人がいるのかを確認します。
STEP3|ジャンル候補の検索需要と参入余地を確認する
STEP2で作った候補が、実際の市場でも成立しそうかを検索結果から確かめます。
自分が書けそうでも、その情報を探している人がいなければ読者には届きにくくなります。
検索されている悩みが複数あるか確認する
候補にしたジャンルについてGoogleで検索し、
- 検索候補
- 関連する検索語
- 実際に表示される記事
などを見ます。
ここで確認したいのは、大きな検索ボリュームがあるかだけではありません。
たとえば、
「○○ 決め方」
「○○ 分からない」
「○○ 比較」
「○○ 失敗」
「○○ 初心者」
のように、そのジャンルの中で複数の悩みが検索されているかを見ます。
大きな悩みだけでなく、その途中で読者が止まっている小さな悩みも記事になります。
そのため、
そのジャンルについて、読者が何度も検索する理由があるか?
という視点で見ると、記事を増やしていけるか判断しやすくなります。
検索上位を見て自分の経験を足せるか確認する
検索需要がありそうなら、上位の記事も確認します。
ここで見るのは、
- 「大手サイトがいるから諦める」
- 「個人ブログがあるから参入できる」
という単純な判断ではありません。
見るのは、今ある情報に、自分の経験から何を追加できるかです。
上位記事を見たときは、情報量の多さだけでなく、「自分なら実体験・失敗・比較・判断のどれを加えられるか」を確認します。
どれも加えられず、既存記事の要約になりそうなら、その候補は一度立ち止まって考えます。
自分が実際に失敗したこと。
迷ったこと。
仕事で判断してきたこと。
商品やサービスを使って初めて分かったこと。
こうした一次情報を足せるなら、同じテーマでも自分の記事として書ける余地があります。
反対に、上位記事に書かれている一般的な内容をまとめ直すだけになりそうなら、その候補で本当に続けるのかを一度考えます。
STEP4|紹介できる商品・サービスがあるか確認する
副業ブログとして収益化したい場合は、
その読者の悩みにつながる商品やサービスがあるか
も確認します。
自分の経験があり、検索需要もある。
そこまで確認できても、収益につながる商品がなければ、別の収益方法を考える必要があります。
ASPでジャンルに関連する案件があるか確認する
ASPには、さまざまな商品やサービスの広告案件があります。
ジャンル候補ができた段階で、
「この読者が次に必要とする商品やサービスは何だろう」
と考えながら案件を確認します。
大切なのは、記事を書き終えてから商品を無理につなげるのではなく、
読者の悩みと商品が自然につながっているか
を見ることです。
報酬額だけでジャンルを決めない
報酬額は収益性を判断する一つの材料です。
ただし、高単価という理由だけで選ぶと、自分の経験を使えなかったり、読者に詳しく説明できなかったりする可能性があります。
そのため、
- 自分が興味を持てるか
- 実際に使えるか
- 読者の悩みを解決する商品か
- 自分が納得して紹介できるか
も一緒に確認します。
私は接客でも、商品を売ることだけが目的ではないと考えてきました。
ブログでも、
その商品が自分に合うかどうかを読者自身が判断できる状態を作ること
が大切だと考えています。
STEP5|候補を比較して最初のジャンルを仮決めする
ここまで進むと、最初に出した候補を比較できる材料がそろってきます。
候補が複数ある場合は、頭の中だけで比べるより表にすると違いが見えやすくなります。
まず、候補名を書き込み、それぞれの項目を◎・○・△で付けてみてください。
| 判断項目 | 候補A( ) | 候補B( ) | 候補C( ) |
|---|---|---|---|
| 経験を活かせる | ◎・○・△ | ◎・○・△ | ◎・○・△ |
| 検索需要がある | ◎・○・△ | ◎・○・△ | ◎・○・△ |
| 紹介商品がある | ◎・○・△ | ◎・○・△ | ◎・○・△ |
| 独自情報を書ける | ◎・○・△ | ◎・○・△ | ◎・○・△ |
| 続けられそう | ◎・○・△ | ◎・○・△ | ◎・○・△ |
この表は、◎の数が一番多いジャンルを正解にするためのものではありません。
最初にどれを試すか判断するための材料として使います。
仕事経験・需要・収益性を比較して判断する
たとえば、
需要も商品もあるけれど、自分の経験をほとんど使えない候補。
経験は豊富だけれど、検索する人や商品がほとんど見つからない候補。
どちらにも弱い部分があります。
すべての条件を完璧に満たす必要はありません。
ただ、
自分が書ける
読者の悩みがある
収益につながる可能性がある
という3つを確認したうえで、最初に試すジャンルを選びます。
確認できない部分は仮決めして確かめる
私自身も、ブログを始める前にすべてを確認できたわけではありません。
広告やブログを接客になぞらえる考え方に触れ、
自分が長年続けてきた接客の考え方を、Webへ変換できるのではないか。
という仮説を持ちました。
靴販売で年間個人売上3,000万円以上を複数回達成した経験もあり、接客の中で培ったものには、Webでも使える価値があるのではないかと考えました。
副業ブログやブログ運営という市場が存在することは確認できます。
しかし、
「接客経験をWebに変換する」という切り口に本当に需要があるのか。
検索から人を集められるのか。
収益につながるのか。
そこまでは、始める前には分かりませんでした。
実際の接客でも、お客さんへ声をかける前からすべてが分かるわけではありません。
ある程度観察し、仮説を持ってアプローチし、反応を見ながら提案を変えていきます。
ブログも同じように考えました。
私が考える仮決めは、何となくジャンルを決めることではありません。
事前に確認できる材料を集めたうえで、まだ分からない部分を実際の反応で確かめるために前へ進むことです。
決めたジャンルで記事を書き、実際の反応を確かめる
ジャンルを決めても、その時点ですべての答えが出るわけではありません。
実際に記事を書いて公開すると、
どんな検索語で表示されるのか。
どの記事が読まれるのか。
自分が想定していた悩みと検索者の悩みが合っているのか。
さらに深く書けるテーマが見つかるのか。
といったことが見えてきます。
私自身もブログを運営しながら、検索結果やSearch Consoleを確認し、記事の切り口や方向を修正してきました。
最初に決めたジャンルを絶対に固定する必要はありません。
必要なら広げる。
必要なら絞る。
少し切り口をずらす。
そうやって実際の反応を見ながら、ジャンルを固めていく方法もあります。
まとめ|仕事経験をブログに翻訳し、需要と収益性からジャンルを決める
今回の5ステップは、
STEP1:仕事経験から本質を抜き出す
STEP2:読者の悩みに翻訳してジャンル候補を作る
STEP3:検索需要と自分が書ける余地を確認する
STEP4:紹介できる商品・サービスを確認する
STEP5:候補を比較して最初に試すジャンルを決める
という流れです。
仕事経験をそのままジャンル名に当てはめるのではなく、その中にある判断や工夫まで掘ることで、自分では気づいていなかった使い道が見つかることがあります。
確認できるところまで確認したら、最初のジャンルを決めて記事を書いてみる。
その反応を見ながら方向を固めていくことも、ブログジャンルの決め方の一つです。
ジャンルを決めて「実際にブログを始めてみよう」と思えたら、次はWordPressを置く環境を準備する段階です。
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