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「ブログのコンセプトを決めなければ」
とパソコンの前に座ったものの、
「誰に向けて何を書けばいいのか?」
決められない。
他のブログを調べたり、コンセプトの作り方を検索したりしているうちに、時間だけが過ぎてゆく。
あなたも、そんな状態になっていませんか?
ブログコンセプトが決まらないからといって、何も考えていないわけではありません。
むしろ、
「誰に向けて書けばいいのだろう」
「自分の経験で発信できることは何だろう」
「この方向で本当にいいのだろうか」
と真剣に考えているからこそ、なかなか答えを出せないこともあります。
私もブログを始めた頃は、コンセプトについて何度も考えては迷い、なかなか決められない。
しかし、何度も考えるうちに、コンセプト全体が決まっていないのではなく、まだ整理できていない部分があるから手が止まっていることに気づきました。
この記事では、ブログコンセプトが決まらないときに確認したい5つのポイントを、私の経験も交えながら解説します。
ブログコンセプトが決まらなくてもブログは始められる

結論を先に述べると、ブログコンセプトがまだ一文にまとまっていなくても、ブログを始めることはできます。
私自身も、最初から今の形が見えていたわけではありません。
「この方向なら、自分の経験を活かせるかもしれない」
そんな仮の方向性を持ったところから、ブログを始めました。
考えてみれば、これは私が長く続けてきた接客にもよく似ています。
私は靴の販売員として10年間、店頭に立ってきました。
お客様が来店した瞬間に、
「この人には、この靴を買ってもらおう」
と決めて接客していたわけではありません。
どんな靴を探しているのか。
何に困っているのか。
どんな場面で履きたいのか。
話を聞きながら状況を知り、その人に合った提案を考えていました。
ブログのコンセプトも、最初からすべてを決め切ろうとしなくていいと私は実感しています。
大切なのは、最初から完成した答えを持つことではなく、「今の自分なら、こちらへ進めそうだ」という方向を持つこと。
だから、コンセプトがまだ完成していないことだけを理由に、ブログを始める手を止める必要はありません。
ただし、何も決めずに記事を書き始めるのとは少し違います。
ブログコンセプトが決まらないときは「まだ決まっていない5つのポイント」を確認しよう

「ブログコンセプトが決まらない」といっても、すべてが決まっていないとは限りません。
経験は見えているけれど、誰に届けるかが決まっていない。
届けたい相手はいるけれど、何を伝えるかが決まっていない。
材料はそろっているけれど、一文にできない。
このように分けてみると、次に考えることが見えてきます。
| まだ決まっていないこと | 次に考えること | 今日できること |
| 自分の経験 | これまで何をしてきたか | 仕事経験を3つ書く |
| 届けたい相手 | その経験が誰に役立つか | 一人だけ思い浮かべる |
| 伝えること | 経験から何を学んだか | 失敗と改善を1つ書く |
| 読者の変化 | 読後に何ができればいいか | 「○○できる」と書く |
| コンセプトの一文 | 今ある材料を整理する | 箇条書きのまま残す |
ここでは、「なぜ決められないのか」まで考える必要はありません。
まずは、何がまだ決まっていないのかを1つだけ見つけることから始めましょう。
ポイント1:自分の経験がまだ整理できていない

何を発信するのかが見えていないなら、まず自分の中にある材料を確認してみましょう。
特別な実績を探す必要はありません。
普段の仕事で当たり前にやっていることから考えてみます。
たとえば、
- お客様から何度も聞かれたこと
- 最初はできなかったけれど、今ならできること
- 失敗したあとに改善したこと
などです。
私の場合なら、靴販売の仕事で行っていた「お客様の悩みを聞いて、選択肢を絞り、必要な商品を提案する」という経験があります。
当時は普通の接客だと思っていたことでも、振り返ってみると、ブログで読者の悩みを整理して情報を届けるときにも使える経験でした。
まず今日は、仕事で何度も繰り返してきたことを3つだけ書き出してみてください。
ポイント2:届けたい相手がまだ決まっていない

経験はあるけれど、誰に向けて発信するのかが決まっていないなら、
「この経験は、どんな人なら役立つだろう?」
と考えてみます。
過去の自分を思い出すのも1つの方法です。
たとえば、
「接客経験しかないからブログに書けることがない」
と昔の自分が悩んでいたなら、同じように悩んでいる人へ届けられるかもしれません。
最初から大勢の読者を思い浮かべなくても構いません。
今日は、自分の経験を届けたい人を1人だけ書いてみましょう。
ポイント3:何を伝えるのかがまだ決まっていない

経験と届けたい相手は見えてきた。
それでも何を伝えるのか決まっていないなら、経験から得たものを一つ取り出してみます。
たとえば、
失敗した
↓
やり方を変えた
↓
結果が変わった
という経験があるなら、
「その経験から何が分かるようになったのか」
を書いてみます。
経験そのものを伝えるのではなく、経験から得た気づきや知見を一つ取り出すイメージです。
今日は、これまでの経験から「人に伝えられそうなこと」を一つ書いてみてください。
ポイント4:読者にどうなってもらいたいのかがまだ決まっていない

誰に何を伝えるかまで見えてきたら、その情報を受け取ったあとの読者を考えてみます。
ここで使える問いが、
「読者はこの記事やブログを読んだあと、何ができるようになる?」
です。
たとえば、
「接客経験には価値があると知ってほしい」
から、もう一歩具体的にして、
「自分の接客経験から記事ネタを一つ見つけられる」
と考えることができます。
今日は、
「読者が○○できるようになる」
という一文だけを書いてみましょう。
ポイント5:材料はあるけれど一文になっていない

経験がある。
届けたい相手もいる。
伝えたいことや、読者にどうなってもらいたいかも見えてきた。
それでも、コンセプトを一文にできないことがあります。
この段階では、無理にきれいな文章へ整えなくても構いません。
まずは、
- 自分の経験
- 届けたい相手
- 伝えたいこと
- 読者にどうなってもらいたいか
を箇条書きのまま残しておきましょう。
一文に整えるのは、そのあとです。
もし、そもそもブログコンセプトをどの順番で考えればいいのか分からないなら、「ブログコンセプトの決め方」の記事で5ステップの全体像を確認してみてください。
ある程度決まっているなら仮の方向性を置いてみる

5つのポイントを確認すると、「何も決まっていない」のではなく、すでに考えられている部分が見えてくることがあります。
それでも一つに決め切れないなら、最終決定ではなく、今の時点での方向性として仮置きするという選択肢があります。
仮決めは、適当に決めることではありません。
現時点で分かっていることをもとに、一度進む方向を決めてみることです。
私も仮の方向性からブログを始め、記事を書いていく中で、
「この経験なら具体的に書ける」
「この記事とこの記事は自然につながる」
と、少しずつ見えてくることがありました。
最初からすべてを決め切れなくても、実際に書いてみたからこそ気づけたことがあります。
仮決めして進む考え方については、「ブログコンセプトは仮決めでいい理由」で詳しく解説しています。
それでも決められないなら「なぜ決められないのか」を確認する

5つのポイントを確認して、何を考えればいいのか分かっても、それでも決められないことがあります。
その場合は、「何がまだ決まっていないのか」ではなく、「なぜ決められないのか」に目を向けてみましょう。
たとえば、
「自分の経験が整理できていない」
という状態と、
「自分の経験なんて誰の役にも立たないと思ってしまう」
ことは同じではありません。
前者は、まだ決まっていない部分です。
一方で後者は、何を考えればいいかは分かっていても、その先へ進めない理由です。
それでも決められない場合は、
「ブログコンセプトが決まらない理由」で、自分がどこで止まっているのかを確認してみてください。
まとめ|まずは「何がまだ決まっていないか」を1つ見つけよう

ブログコンセプトが決まらないからといって、すべてを最初から考え直す必要はありません。
大切なのは、「コンセプトが決まらない」とひとまとめにせず、今の自分に何が足りていないのかを確認することです。
今日、全部を決める必要はありません。
まずは5つのポイントから「まだ決まっていないもの」を一つ見つけ、そこから整理してみてください。
ある程度方向性が見えてきたら、次は「ブログコンセプトは仮決めでいい理由」で、完成していないコンセプトから始める考え方を確認してみましょう。