PR
ブログを始めたいけれど、どのジャンルを選べばいいのか分からない。
「稼げるジャンルを選んだ方がいいのだろうか」
「好きなことと言われても、ブログにできるほど詳しいものがない」
「仕事の経験ならあるけれど、それがブログになるとは思えない」
ジャンルについて調べるほど、かえって自分の場合はどうすればいいのか分からなくなることがあります。
私も、ブログのジャンルは最初に正しく選ばなければいけないものだと考えていました。
けれど、候補そのものが見つかっていない状態で「どれを選ぶか」を考えても、なかなか答えは出ません。
そこで一度、
「どれを選ぶか」ではなく、「自分にはどんな候補があるのか」
から考えてみます。
この記事では、仕事などで得た経験を振り返りながら、自分が書けそうなブログジャンルの候補を2〜3個見つけるところまで進めていきます。
ブログジャンルが決まらないときは、先に「候補」を見つける

ジャンルが決まらないとき、「どのジャンルを選ぶべきか」と考えてしまいがちです。
しかし、その前に確認したいことがあります。
そもそも、自分の中に選べる候補がいくつあるでしょうか。
候補がほとんどないまま、
「稼げるか」
「続けられるか」
「競合が強くないか」
と考えても、比較する相手がいません。
まず必要なのは、正解を一つ選ぶことではなく、自分が書ける可能性のあるジャンル候補を見つけることです。
ここでは、まだ一つに決めなくても構いません。
候補を見つける工程と、その中から一つを選ぶ工程は分けて考えます。
自分の経験からジャンル候補の材料を探す

ここでいう「経験」は、特別な実績や資格だけを意味しません。
仕事の中で、
「どうしよう」と考えたこと。
何度も質問されたこと。
失敗してやり方を変えたこと。
複数の選択肢から一つを選んだこと。
こうした出来事も経験です。
大切なのは、「販売員だった」「飲食店で働いていた」「営業をしていた」という職歴の名前だけを見ないことです。
その仕事の中で、自分が何をしていたのかまで細かく見ていきます。
何度も人から聞かれたことを振り返る

仕事をしていると、お客様や同僚から同じような質問を受けることがあります。
たとえば、
「どちらを選べばいいですか?」
「こういう場合はどうすればいいですか?」
「初めてなら何から始めればいいですか?」
といった質問です。
自分にとっては簡単に答えられることでも、質問する人にとっては分からないことです。
そこには、自分には当たり前でも、まだ知らない人には役立つ知識が含まれている可能性があります。
思い出せる質問があれば、まずメモしてみてください。
自分で決めてきた場面を振り返る

次に、自分で何かを決めてきた場面を思い出します。
接客なら、
「このお客様には、どの商品から見てもらうか」
「どこまで説明するか」
「別の商品を提案するか」
といった場面です。
仕事に慣れるにつれて、こうした選択を無意識に行っていることもあります。
そのため、自分では特別な経験として捉えていない場合があります。
しかし、初めて同じ状況に直面する人にとっては、
「どう考えて、その選択をしたのか」
も役立つ情報になります。
「私は仕事中、どんな場面で選んだり決めたりしていただろう」
と振り返ってみてください。
失敗して改善したことを振り返る

成功した経験だけを探す必要はありません。
うまくいかなかったことには、
- 何が問題だったのか
- どう修正したのか
- 次から何を変えたのか
という情報があります。
失敗したことで初めて気づいたことや、やり方を変えた経験もあります。
そのため、
「以前はこうしていたけれど、今はこうしている」
という変化も、ブログで扱える材料になります。
比較して選んできたことを振り返る

商品やサービス、仕事のやり方など、何かを比較して選んだ経験も振り返ってみます。
ここで重要なのは、
「Aを選んだ」
という結果だけではありません。
- 何と比較したのか
- どこを見たのか
- 何を優先したのか
- なぜAを選んだのか
まで振り返ります。
ブログを読む人も、何かを比較して迷っていることがあります。
自分が過去に使った考え方が、誰かの選択を助ける材料になるかもしれません。
経験を読者の悩みに翻訳してジャンル候補にする

経験をいくつか書き出したら、それをそのままジャンル名にするわけではありません。
たとえば、
「靴を販売していたから、靴ブログにする」
だけでは、経験の一部分しか見えていません。
私の場合、靴の販売では商品について説明するだけではなく、お客様の用途や希望を聞きながら、選択肢を絞って提案する場面がありました。
後から振り返ると、そこで使っていたのは靴の商品知識だけではありません。
相手を見る
話を聞く
比較する
選択肢を絞る
判断を助ける。
こうした行動も経験の中に含まれています。
ここからが、私が「経験翻訳」と呼んでいる考え方です。
出来事から「自分が使っていた判断」を抜き出す

まず、経験を出来事だけで終わらせず、
「そのとき、自分は何を見て判断していたのか?」
を考えます。
たとえば、
「お客様に商品を提案した」
という出来事なら、
- 何を確認したのか
- 何と何を比較したのか
- なぜその商品を提案したのか
- 何を提案しなかったのか
まで掘り下げます。
すると、
「商品を提案した経験」
から、
「相手の条件を整理して、選択肢を絞る判断」
へ変わります。
これなら、特定の商品だけに限定されない自分の経験として捉えられます。
その判断を必要としている人を考える

次は、自分の経験から読者へ視点を移します。
「この判断を知らなくて困っている人はいないだろうか」
と考えてみましょう。
たとえば、自分が何度も商品を比較してきたなら、これから初めて商品を選ぶ人に役立つ可能性があります。
失敗して改善した経験なら、同じ失敗を避けたい人がいるかもしれません。
ここで大切なのは、自分が何を経験したかだけではなく、その経験が誰のどんな迷いに使えるかを見ること。
経験と読者の悩みがつながると、ブログで扱う方向も具体的になってきます。
経験・判断・悩みをつないでジャンル候補にする

ここまできたら、3つを並べてみます。
自分の経験
↓
そこで使った判断・工夫
↓
その判断を必要としている人の悩み
たとえば、
「接客経験がある」
だけでは範囲が広すぎます。
しかし、
「商品を比較して提案してきた」
↓
「相手の条件に合わせて選択肢を絞ってきた」
↓
「選択肢が多くて決められない人を助けられる」
まで進むと、自分がブログで何を扱えそうか考えやすくなります。
これが経験をそのまま記事にするのではなく、「ブログで使える形に翻訳する」ということです。
【実践】自分のジャンル候補を2〜3個書き出す

ここまで読んだら、一度記事を読むのを止めて、自分の経験を書き出してみてください。
最初から正しいジャンル名を付ける必要はありません。
まずは候補を作ることが目的です。
| 自分の経験 | その中で使っていた判断・工夫 | 誰が困っているか | 自分が答えられること | ジャンル候補 |
一つの経験から、一つしか候補を出してはいけないわけではありません。
同じ経験でも、
「何を見ていたか」
「何を判断していたか」
「誰の悩みに使うか」
によって、違う候補になる場合があります。
ここでは、2〜3個書き出せれば十分。
まだ、
「どれが一番稼げそうか」
「どれが検索されているか」
「どれに決めるべきか」
まで判断しなくて構いません。
今の仕事は、選べる候補を作ることです。
ブログジャンルの候補が見つからないときは、止まっている場所を確認する

ここまで進めても、止まる場所は人によって違います。
自分がどこで止まっているかを確認して、次に進む記事を選んでください。
経験そのものが思いつかない
この段階で止まった場合は、まだジャンルを考える前に、仕事経験の棚卸しから始めます。
【関連記事➡:ブログに書く経験を棚卸しする方法|記事ネタの材料を見つける5つの質問】
経験はあるがジャンル候補につながらない
経験は書き出せたものの、ブログのジャンル候補までつながらない場合は、経験翻訳をもう一段深く行います。
【関連記事➡:ブログジャンルを経験から見つける方法|仕事経験を候補に変える4ステップ】
候補はあるが、どれを選べばいいか決められない
2〜3個の候補が書けたなら、この記事の仕事は終わりです。
ここから先は、候補を見つける工程ではなく、候補を比べて一つを選ぶ工程になります。
【関連記事➡:ブログジャンルの決め方5ステップ|経験・需要・収益性から選ぶ方法】
一つに絞れたものの、
「本当にこのジャンルで始めていいのだろうか」
と不安になった場合は、仮決めして始める考え方もあります。
まとめ|候補が見つかったら、次は「どれを選ぶか」を考える

ブログジャンルが決まらないときは、最初から正解を一つ選ぼうとせず、まず自分が選べる候補を作ります。
経験
↓
そこで使っていた判断や工夫
↓
その判断を必要としている人の悩み
この順番で考えると、自分の経験をブログジャンルの候補へつなげやすくなります。
今回のワークで2〜3個の候補を書き出せたなら、この記事の目的は達成です。
次は、その候補の中から「どれを選ぶか」を考えてみましょう。