PR
- 「ブログを始めたいけれど、コンセプトをどう決めればいいのか分からない」
- 「テーマやジャンルとの違いも、いまひとつ分からない」
- 「この方向性で本当に記事を書き続けられるのだろうか」
ブログを始めようとパソコンの前に座っても、上記のような疑問を感じて立ち止まってはいませんか?
特に副業ブログでは、「始めるなら失敗したくない」気持ちから、最初から正解を探そうとして、なかなか方向性を決められないことがあります。
私自身もブログを始める中で、
- 自分の経験から何を発信すればいいのか
- 誰に向けて記事を書けばいいのか
- 今考えている方向性で進んでいいのか
と何度も迷ってきました。
しかし、実際に記事を書いていくと、最初に考えていたことだけでは分からなかったことも少しずつ見えてきています。
だからこそ、ブログを始める段階では、いきなり完璧な答えを作ろうとするのではなく、まず「何を考えればいいのか」を順番に整理することが大切なのです。
この記事では「ブログコンセプトとは何か?」を整理したうえで、初心者でも考えやすいように、コンセプトの決め方を5つのステップで解説します。
読み終わるころには、あなたの経験をもとに、これからブログを運営していくための方向性を一文で仮置きできる状態を目指します。
ぜひ、あなた自身の仕事やこれまでの経験と重ねながら、読み進めてみてください。
ブログコンセプトとは「誰をどんな状態へ導くか」を決めること

ブログコンセプトと聞くと、難しいマーケティング用語のように感じるかもしれません。
しかし、初心者のうちは複雑に考える必要はありません。
この記事では、
誰を、どんな状態へ導くブログなのか?
を考えることから始めます。
では、なぜ
「何について発信するか」
だけではなく
「誰をどんな状態へ導くか」
まで考えるのでしょうか。
発信内容だけではブログの方向性は決まらない
たとえば、
ブログについて発信する
と決めたとします。しかし、これだけでは、
- 誰に届けるのか
- その人は今どんな状態なのか
- ブログを通してどう変わってほしいのか
までは分かりません。
一方、
- 副業ブログを始めたいけれど、自分には発信できる経験がないと思っている会社員が、自分の仕事経験を記事に変えられるようになるブログ
と考えると、届けたい相手と目指す状態が見えてきます。
実店舗に置き換えると、さらに分かりやすいかもしれません。
「靴を売る店」だけでは、誰のための店なのか分からない。
一方で、
- 足に悩みを持つ人が、自分に合った靴を選べるようになる店
と決めれば、品ぞろえや接客方法、伝える情報も変わってきます。
これは、ブログも同じです。
「何について書くか」だけでなく、誰のどんな変化を手伝うのか。
そこまで考えることで、ブログ全体の方向性が見えやすくなります。
ブログコンセプトとテーマ・ジャンルの違い
ブログコンセプトを考えていると、
「テーマと何が違うの?」
「ジャンルを決めることではないの?」
と迷いやすくなります。
この記事では、それぞれを下記のように分けて考えます。
| 項目 | 考えること |
| コンセプト | 誰をどんな状態へ導くか |
| テーマ | そのために何について発信するか |
| ジャンル | どの市場・カテゴリーで発信するか |
| 記事 | 検索者の具体的な悩みに答える |
たとえば、
コンセプト
副業を始めたいけれど、自分には強みがないと思っている人が、自分の経験を活かして発信できる状態になる。
↓
テーマ
仕事経験の棚卸し、ブログ運営、記事作成などについて発信する。
↓
ジャンル
副業・ブログ運営。
↓
記事
「ブログに書くことがない」「ブログテーマが決まらない」など、検索者が抱えている個別の悩みに答える。
このように分けると、それぞれの役割が分かりやすい。
まずコンセプトという大きな方向性を考え、そのあとでテーマやジャンル、具体的な記事へ落とし込んでいきます。
ブログコンセプトを決めると何が変わる?

コンセプトは、ブログをきれいに説明するためだけに作るものではありません。
記事を書き始めたあと、
「この記事は自分のブログに必要なのか?」
と迷ったときの判断材料にもなります。
誰に向けて記事を書くのか判断しやすくなる
同じテーマの記事でも、読者が変われば必要な説明は変わります。
たとえば、同じ「ブログの始め方」でも、
- パソコン操作に慣れている20代
- 副業を初めて考えている50代
- すでにSNSで発信している人
では、つまずくポイントが違います。
誰に届けるのかが決まっていれば、
この人には、どこから説明する必要があるだろう?
と読者側から考えやすくなります。
「自分が伝えたいこと」だけではなく、「この読者には何が必要なのか」から記事を考えるための基準になります。
書く記事・書かない記事を判断しやすくなる
ブログを続けていると、書けそうなキーワードは次々に見つかります。
しかし、検索されているからといって、すべてを書く必要はありません。
そんなとき、
このキーワードの記事は、自分が想定している読者を次の状態へ進めるために必要だろうか?
と考えます。
必要なら書く。関係が薄ければ、今は書かない。
記事数を増やすことではなく、必要な記事を積み上げること。
その判断基準としてコンセプトを使いましょう。
関連記事が増えると内部リンクをつなげやすくなる
これは、私自身がブログの記事を増やしていく中で実感したことです。
最初から、
「この記事とこの記事を内部リンクでつなごう」と、すべて設計できていたわけではありません。
関連する記事が増えてくると、
この続きを知りたい人には、あの記事が必要だな
というつながりが少しずつ見えてきました。
反対に、
ここから案内したいのに、つなげる記事がない
という場所も出てきます。
すると、その不足が、
次にこの記事が必要なのではないか?
と考える材料になりました。
もちろん、コンセプトを決めただけで内部リンクが自動的につながるわけではありません。
しかし、ブログ全体に一つの方向性があることで、
必要な記事を考える
↓
関連記事が増える
↓
読者が次に必要な記事へつなぐ
という流れを作りやすくなります。
内部リンクは、単にSEOのためにつなぐものではありません。
読者が次に知りたいことへ案内する導線でもあります。
紹介する商品やサービスにも一貫性が生まれる
副業ブログで収益化を考える場合も、コンセプトは判断軸になります。
誰をどんな状態へ導くのかが決まっていれば、
この読者が次へ進むために、本当に必要な商品やサービスなのか?
と考えやすくなるからです。
単純に「報酬の高さ」だけではなく、読者に必要かどうかで商品やサービスを考えるための基準にもなります。
ブログコンセプトの決め方5ステップ

ここからは、実際にブログコンセプトを考えていきます。
最初から難しい言葉で整理するより、自分がすでに持っている経験から考えた方が、初心者でも進めやすくなります。
特に長年働いてきた人なら、まずはこれまでの仕事経験から振り返ってみてください。
流れは次の5ステップです。
- 自分の経験を整理する
- その経験を誰に届けるのか考える
- その人のどんな悩みを解決できるか考える
- 読者をどんな状態へ導きたいか考える
- 「誰をどんな状態へ導くか」を一文にする
一つずつ見ていきましょう。
STEP1|まずは自分の仕事経験を整理する

最初に、自分がこれまで経験してきた仕事を振り返ってみましょう。
「特別な実績なんてない」
と思うかもしれません。
しかし、ここで探したいのは、人に自慢できる経歴ではありません。
毎日の仕事の中で、
- どんなことで困ったのか?
- どう判断していたのか?
- どんな工夫をしたのか?
- 失敗したあと何を変えたのか?
- 人からよく聞かれたことは何か?
まで振り返ります。
たとえば接客経験なら、
「販売員として10年間働いた」
という経歴だけで終わらせません。
- 「お客様が何を求めているのか?」
- 「どんな質問で確認していたのか?」
- 「複数の商品から何を基準に候補を絞ったのか?」
- 「提案して断られたとき、次の接客で何を変えたのか?」
というところまで見ていきます。
自分にとっては当たり前になっている判断や工夫でも、同じことで悩んでいる人には役立つ可能性があります。
まずは、毎日続けてきた仕事の中にある「経験を材料として」取り出してみてください。
もちろん、仕事だけが経験ではありません。
- 趣味
- 転職
- 副業
- 資格取得
- 子育て
そして、長く悩んで解決したことなどもブログの材料になる。
ただ、「何も思いつかない」という人ほど、長い時間を使ってきた仕事経験から振り返ると見つけやすくなります。
経験が整理できたら、次はその経験を自分の中だけに置かず、読者側へ視点を移していきます。
STEP2|あなたの経験を誰に届けるのか考える

ここで考えたいのは、
この経験は、どんな人に役立つだろう?
ということです。
もし相手が思い浮かばなければ、「過去のあなた」を思い出してみてください。
たとえば、
- ブログを始めたいけれど何を書けばいいか分からなかった
- 転職したいけれど自分には強みがないと思っていた
- 接客で商品をうまく提案できず悩んでいた
などです。
過去の自分なら、
- 「当時、何を知りたかったのか」
- 「何が分からなくて困ったのか」
を思い出しやすくなります。
年齢や職業だけで読者を決める必要はありません。
重要なのは、
どんな状況にいる人なのか
まで考えることです。
「50代会社員」だけでは、まだ範囲が広い状態。
- 「50代で副業を始めたいけれど、自分には発信できる経験がないと思っている会社員」
まで考えると、届けたい相手が具体的になってきます。
届けたい相手が見えてきたら、次はその人が実際に何に困っているのかを考えます。
STEP3|その人のどんな悩みを解決できるか考える

STEP2で「誰に届けるのか」が見えてきたら、次はその人が何に困っているのかを考えます。
たとえば、「ブログ初心者にブログを教える」だけでは、まだ範囲が広すぎます。
同じブログ初心者でも、
- 何を書けばいいか分からない
- テーマが決まらない
- WordPressの始め方が分からない
- 記事の書き方が分からない
- アクセスが増えない
など、抱えている悩みはそれぞれ違います。
大切なのは、「ブログ初心者」という大きなくくりだけを見るのではなく、その人が具体的に何に困っているのかまで考えることです。
これは、接客の現場でも同じでした。
私が靴を販売していたとき、スニーカーの紐を結ぶことを面倒に感じている中高年のお客様が来店されたことがあります。
当時、若者向けにマジックテープタイプの靴が流行していました。
本来想定されていた年代とは違いましたが、その靴を見たお客様は、
「これなら履くのが楽だ!」
と喜んで購入されました。
このときお客様が求めていたのは、単に「スニーカーが欲しい」ということではありません。
その奥には、**「靴紐を結ぶ面倒を減らしたい」**という困りごとがありました。
もし「中高年のお客様だから、この靴は違う」と商品のターゲットだけを見ていたら、この提案にはつながらなかったかもしれません。
目の前のお客様が何に困っているのかを見ることで、若者向けの商品にも、その人にとって必要な価値が見つかりました。
あなたの仕事でも、お客様が最初に口にした要望だけでは分からなかった、本当の困りごとに気づいた経験はないでしょうか。
ブログでも同じように考えてみてください。
「誰に届けるか」を決めたら、その人が何に困っているのかをもう一段深く考えます。
そして、自分がこれまで仕事で経験してきたことの中に、その悩みを解決するために使える判断や工夫がなかったかを探してみます。
自分の経験と読者の悩みが重なるところに、ブログで届けられる情報の材料があります。
その人の悩みが見えてきたら、次は「悩みに答える」だけで終わらず、その人にどう変わってほしいのかまで考えていきましょう。
STEP4|読者をどんな状態へ導きたいか考える

STEP3では、目の前の人が「何に困っているのか」まで考えました。
ただ、悩みが分かっただけでは、まだコンセプトにはなりません。
先ほどのお客様なら、
「靴紐を結ぶのが面倒」
という悩みが、
「紐を結ぶ手間を減らして、楽に靴を履ける」
という変化につながりました。
これは、ブログでも同じです。
たとえば、
「ブログテーマについて解説する」
だけでは、発信する内容の説明で終わってしまいます。
一歩進めて、
ブログテーマが決まらず記事を書き始められない人が、自分の経験をもとにテーマを一つ決められる
と考えると、読者の変化が見えてきます。
記事を読むこと自体が本当のゴールではありません。
読んだあとに、
・判断できる
・選べる
・行動できる
・悩みを整理できる
・次の一歩へ進める
といった変化まで考えます。
あなたの仕事でも、「商品を渡した」「サービスを提供した」で終わらず、その結果、お客様がどう楽になったのか、何ができるようになったのかまで考えてみてください。
そこに、ブログで読者へ届けられる「変化」を見つけるヒントがある。
最後は、ここまで考えてきた内容を一つの文章にまとめます。
STEP5|「誰をどんな状態へ導くか」を一文にする

STEP1〜4を一文にまとめてみましょう。
最初から格好いいキャッチコピーを作る必要はありません。
まずは、
- ○○に悩んでいる人が、△△できるようになるブログ
という形でも十分です。
たとえば、
自分には発信できる経験がないと思っている会社員が、仕事経験を整理し、ブログ記事として発信できるようになるブログ
という形です。
最初の段階では、少しくらい長くても構いません。
重要なのは、その一文を見たときに、
- 誰のためのブログなのか
- その人は何に悩んでいるのか
- どんな状態へ導きたいのか
を、あなた自身で確認できることです。
では、この5ステップを実際のブログに当てはめるとどうなるのでしょうか。
私自身の例で見てみます。
私の場合|接客経験からブログコンセプトを考えた
私には、靴販売員として10年間、飲食の現場で15年間働いてきた経験があります。
最初から、この経験をブログコンセプトとしてきれいに言葉にできていたわけではありません。
まず、自分が長く続けてきた仕事を振り返りました。
- お客様の話を聞く
- 悩みや要望を整理する
- いくつもの選択肢から、その人に合うものを考える
そして、必要なものを提案する。
これが、STEP1の「経験を整理する」です。
次に、
この経験は誰に役立つのだろう?
と考えました。
そこで見えてきたのが、接客や販売などで長く働いてきたものの、
「自分には接客経験しかない」
と感じている人です。
これがSTEP2の「誰に届けるか」。
さらに、その人が抱えている悩みを考えました。
長く働いてきた経験はある。
けれど、それを自分の強みとして言葉にできない。
副業ブログを始めようとしても、「自分には書けることがない」と感じてしまう。
これがSTEP3の「どんな悩みを解決するか」です。
そこで、
接客で身につけてきた判断力や提案力を言葉にし、ブログで発信できる経験として使えるようになってほしい
と考えました。
これがSTEP4の「どんな状態へ導くか」です。
最後に、それらを一つにつなげます。
- 接客で身につけた判断力や提案力を、サービス業のあなたが経験を活かして副業ブログを始められる力に変えるブログ
これが、私がブログを運営するときに置いているコンセプトです。
整理すると、次のようになります。
| STEP | 私の場合 |
| STEP1 経験 | 靴販売・飲食などの接客経験 |
| STEP2 誰に | 接客・販売・サービス業で働いてきた人 |
| STEP3 悩み | 「接客経験しかない」「ブログに活かせる経験がない」と感じている |
| STEP4 導く状態 | 接客経験を言語化し、副業ブログに活かせる |
| STEP5 一文化 | 接客経験を、副業ブログを始められる力へ変える |
このように、
経験
↓
誰に
↓
悩み
↓
どんな状態へ
と順番に整理していけば、最初から完成したコンセプトを思いつく必要はありません。
自分の経験と読者をつなぎながら、一つの方向性へまとめられます。
ブログコンセプトは最初から完璧に決めなくていい

ここまで5ステップで考えても、
「本当にこのコンセプトでいいのかな?」
と不安になるかもしれません。
しかし、最初から完成形を作る必要はありません。
実際に記事を書いて初めて分かることもあるため、まずはブログを進めるための判断軸として仮置きする方法があります。
もし、
「間違ったコンセプトを選びたくない」
という気持ちが強くて前へ進めない場合は、「最初から完成させる」のではなく「仮決めして始める」という考え方もありです。
なぜ仮決めでいいのかは、別の記事で詳しく解説しています。
関連記事:ブログコンセプトは仮決めでいい理由
ブログコンセプトが決まらないときは原因を整理しよう
5ステップで考えても、コンセプトがなかなか決まらないことがあります。
そんなときは、決め方をさらに探すより、
- なぜ自分は決められないのだろう?
と原因を分けて考えた方がよい場合があります。
- 経験を整理できていないのか
- 誰に届けたいのかが見えていないのか
- テーマとコンセプトを混同しているのか
- 最初から正解を選ぼうと考えすぎているのか
原因が違えば、必要な解決方法も変わります。
「手順は分かったのに、どうしても一文にできない」という場合は、まず自分がどこで止まっているのかを整理してみてください。
さらに、「なぜ決められないのか」を原因から整理したい人は、こちらの記事で詳しく解説しています。
ブログコンセプトが決まったら次はテーマを決めよう

コンセプトを一文にできたら、次に考えたいのがブログテーマです。
ここで、もう一度役割を分けてみます。
コンセプト
誰をどんな状態へ導くか
↓
テーマ
そのために何について発信するか
たとえば、
自分には発信できる経験がないと思っている人が、仕事経験をブログ記事へ変えられるようになる
というコンセプトなら、
- 経験の棚卸し
- 強みの見つけ方
- 記事ネタへの変換
- 記事の書き方
- ブログ運営
など、必要なテーマが考えられます。
つまり、
この読者を目的地まで導くために、何について発信する必要があるのか
という視点で次のテーマを考える。
コンセプトという方向性が見えてきたら、次は発信する内容を整理していきましょう。
次の記事:ブログテーマの決め方|自分の経験から発信するテーマを考える方法
まとめ|まずは自分の経験を3つ書き出してみよう

ブログコンセプトは、
誰を、どんな状態へ導くブログなのか
を考えることで、ブログ全体の方向性を作るためのものです。
この記事では、自分の経験からコンセプトを考える流れを5つに分けました。
- 自分の経験を整理する
- その経験を誰に届けるのか考える
- その人のどんな悩みを解決できるか考える
- 読者をどんな状態へ導きたいか考える
- 「誰をどんな状態へ導くか」を一文にする
最初から完璧な一文を作る必要はありません。
まず今日やることは一つだけ。
これまで経験してきた仕事の中から、
- 「困ったこと」
- 「工夫したこと」
- 「自分なりに解決してきたこと」
を3つ書き出してみてください。
特別な成功体験でなくても構いません。
毎日の仕事で繰り返してきた判断や工夫にも、誰かの役に立つ経験が眠っているはずです。